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受験生のいる家庭でインフルエンザが出た時にできること

受験生がいるご家庭で受験直前に家族の中でインフルエンザ患者が出た時、どうしていますか?

受験日が1日だけならなんとか乗り切れますが、連日だったり宿泊して受験する場合は、ちょっと心配です。

わが家の子たちは、普段は元気なくせに「こんな時に限って!」ということが多いです。わが家の緊急時インフルエンザ体験談をまとめてみます。あまり薬に頼りたくはありませんが、緊急時はやむを得ず頼っています。

詳しくは、お医者さんに相談してくださいね。

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イナビルやタミフルの予防投与 

家族のインフルを受験生にうつさない 

受験が近い子に家族のインフルをうつさないために、イナビルやタミフルなどの抗インフルエンザ薬を予防として服用させるという手もあります。

服用後は一定期間かかりにくくなる効果があります。海外出張するサラリーマンは会社から支給されますね。

 

家族が発症した場合、お医者さんで相談すれば、免疫力の低い小さい子やお年寄り、持病のある人、受験生などに抗インフルエンザ薬を出してもらえます。ただし、健康保険が使えないので自費です。病院によって、予防投与をしてもらえるかどうか違うようなので、問い合わせが必要です。

イナビルは牛乳アレルギーの方には注意が必要です。

イナビルの例 

わが家はイナビルを予防にもらったので、イナビルの場合は…。

  • 1日吸入すれば、その後は服用しなくていい。(忘れる心配がない)
  • 服用後10日間の予防効果があるらしい。
  • 病院と薬局に支払った費用は約1万円。(病院によって違うらしい)

まとめサイトにも載ってます  

流行りの(?)まとめサイトにも、イナビルの予防投与の記述はたくさん見つかります。悔しいけれど、役に立ちます。

【インフルエンザ予防薬】イナビル予防投与について使用方法・予防効果・予防期間・価格のまとめ|ミナカラ

イナビルの予防投与|2016年8月より1日1回のみでOK!保険適用の有無、予防の効果や期間、自費の2016-2017シーズンの価格 | 薬インフォ

救急センターの対応もいろいろ

緊急時なら救急センターへ 

受験生がいる時は、発症に気がついたのが夜や休日でも、朝まで待たずに救急センターに連れて行くことをおすすめします。(平常時なら、そのまま朝まで寝かせて、翌日かかりつけ医に行った方が本人も親も楽ですね)

少しでも早くインフルと分かれば、手の打ちようがあります。

ただし、発症後ある程度時間が経たないと判定キットが反応しないので、その兼ね合いも考える必要がありますが。

頼りになる救急センター  

病院によっては、診察して「クラスでインフル流行」と聞いたら、判定検査をせずにタミフルを出してくれるところもありました。

発症後すぐで、検査をしてもまだ反応が出ないような状況でしたが、本人はとても苦しんでいて、助かりました。

「発熱後12時間経ってから来ないと診断できません!」と突き返される病院もあるので、二度手間が心配なら、行く前に問い合わせをしてみては?

その病院は、ほかにもいろんな怪我などで深夜に駆け込みましたが、いつも大病院の診察並みの対応がしてもらえます。

ダメな救急センター 

研修医のような若くて頼りない先生が診察して、週明けにかかりつけ医に行くように言って軽い薬しか出さないところもあります。

ちなみに、私自身が授乳中にインフルになった時、診察代だけ払ってなんの薬ももらえずに返されたのは、あまりにもひどい対応だったと思います。帰路は立ち上がることもできず、タクシーに倒れ込むようにして乗ったのを今でも覚えています。 

地域ネットワークで情報収集  

救急センターの対応がどこまでなのか、事前に見極めておくのが大事です。

同じ救急センターと言っても、きちんと対応してくれるかどうかは、病院のHPを見てもわからないものです。普段から、近隣のお母さんネットワークの中から、どこの救急センターが本当に役に立つのか、見当をつけておく必要がありそうです。  

予防接種は手遅れ

ご存知かと思いますが、インフルエンザの場合は、家族が発症してから予防接種を打とうとしても手遅れです。 

 

余談ですが、水ぼうそうの場合は、患者と接触して72時間以内に水痘ワクチンを接種すれば、発症率を大幅に下げたり、症状を軽くできるそうです。

わが家は、母親も父親も、両祖父母も、水ぼうそうをやったことがありません。そんな状態で子どもが水ぼうそうを発症。かかりつけ医のアドバイスで、まだ未接種だった父親も慌てて打ったところ、誰も発症せずに済みました。

 

あの時に、適切なアドバイスをくださったお医者さんに今も感謝しています。小児科医って、子どもだけでなく看病する大人のことまで考えてアドバイスしてくれるとありがたいのですが、ほとんどの小児科医は子どものことしか見ていませんね。

 

水痘や麻疹の緊急接種についてはこちらに、説明があります。

ワクチンによる緊急避難的予防|岸田こどもクリニック

通常の感染症対策

家族がインフルエンザにかかったら、いつも通りの対策も忘れずに。 

  • 患者を別室に隔離する。
  • 加湿のために、加湿器や濡れタオル。
  • 洗濯物や食器は別管理。

あとは、お好みで…。

インフルエンザで受験する時

高熱でフラフラでもどうしても受験しなければならない場合もありますね。

学校に連絡して別室受験にしてもらう手もあります。

わが家の場合

上の子が高校受験の時は、受験前に本人自身がインフルになりました。

幸い(?)直前に治って、病み上がりで出かけて行きましたが、緊張や邪念が抜けて、かえって集中できたそうです。すぐ後に、弟がインフル発症しました。

 

今回は、下の子が発症。2日間のど痛だけがひどくて、2日目の晩に、微熱でしたがインフルAと判明しました。高熱が出ないと、親としてもインフルだと気がつくのは難しいです。

ずっと一緒にいた上の子の受験旅行が始まるので、予防用にイナビルをもらってきました。東京で一人ぼっちの期間中に発症しないことを祈ります。 

1万円もかけて、過保護なのかな…。

今考えると、「インフルをどこかで拾ってくるかもしれない」と気をもむよりも、こんな状態になってしまって、思い切って予防投与できたのは結果オーライだったかもしれません。異常行動などの副作用が心配ですが。

 

それにしても、わが子たちはどうして本番直前にインフルなんてかかるのか。気合が足りない!

おしまいに

わが子たちは数年おきにインフルになっていますが、私自身はもう十数年インフルにも風邪にもかかっていません。うつる気がしない…。(こういうこと言っているとうつるので撤回)

下の子を産んだ後に驚くほど虚弱になってしまって苦しみましたが、今はもう大丈夫。子育ても楽になったし、いい歳なので、サプリにも頼っていますが(^^;)