夏休みが犬を迎えるチャンス 飼う前に教えてほしかったこと
虫の話ばかり書いていますが、わが家にはかわいいワンコが1匹おりまして、私は溺・愛犬家で犬バカです。
好きというだけではなく、いろいろ訳あって迎えたワンコですが、私が「飼う前に教えといてよ」って思ったことを思い出してみます。
- 夏休みに飼い始めればよかった
- ご近所のいろんなワンコで研究してから
- 旅行にはなかなか行けません
- 夏はずっとクーラー入れっぱなし
- 夏は犬と外出できない
- 服を着る理由はおしゃれだけじゃない
- 治療費にびっくり
- トリミングも面倒です
- 被毛が散る犬と散らない犬
- 陽気な犬だと助かります
- 誰に懐くかわからない
- 思春期の子どもの心に寄り添う
- 子どもより犬優先
- かわいすぎて出かけたくなくなる
- 老犬介護は大変
- おことわり
夏休みに飼い始めればよかった
来たばかりの犬はナイーブ
6月に子犬を迎えましたが、ワンコがきた次の日から外出の用事がありました。来て1週間ぐらいは落ち着かないので、家に誰かがいた方が安心です。トイレも覚えていないので留守番中に失敗することも。
来た当初は夜泣きもよくするので、迎える側にも体力が必要です。
家族にも愛情が育ちやすい
夏休みなら、家族が誰かしら一緒にいられるはず。子どもたちも普段よりは余裕があるので、住居を整えたり手伝うことでかわいがる気持ちが増すのでは?
ただし、来たばかりのワンコの構いすぎは厳禁だし、お散歩は予防注射の後にしか行けないので、即日GOとはいきません。
ご近所のいろんなワンコで研究してから
どんな犬種にするか、オスメス? 何色? どこで買う? ご近所の成犬になったワンコの散歩についていったりしてふれあってみると、イメージがわきます。
ペットショップに並んでいるワンコは小さすぎて、実際に一緒に生活したらどうなるのか想像しづらいと思います。
旅行にはなかなか行けません
ペットも泊まれる宿を探して旅行しているお宅もありますが、初めてのところに行くと(いつも行く実家でも)、クンクンしてワンコが落ち着かないので私たちもくつろげません。
キャンプ場ならペットOKが多くていいかなと思っていましたが、調べてみるとペットOKのキャンプ場はそれほど多くありません。ちなみに、キャンプに行ってダニを拾ってくる話はよく聞きます。わが家も拾ってきました。
わが家は、もともと野球で旅行はあきらめていたのでそれほどストレスにもなりませんでしたが。
夏はずっとクーラー入れっぱなし
ワンコは暑さに弱い犬種が多いです。暑い時期に締め切って外出するときは、絶対にクーラーが必要です。節電時代なのに、クーラーつけっぱなしに罪悪感…。
夏は犬と外出できない
夏はアスファルトがアツアツで、人間だって素足では歩けません。犬だって同じ。夏休みに出かけるなら、地面が熱くない避暑地にしないと、ずっとワンコを抱っこして移動する羽目になります。車内が熱くなるので自動車に置きっぱなしにもできないし。
散歩も、肉球を火傷してしまうので、朝早くと日没後にしか行けません。
服を着る理由はおしゃれだけじゃない
夏は蚊除けのためやクールダウンのために服を着た方がいい場合もあります。水で濡らして体温を下げる機能の服もあります。わが家は黒い犬なので、日差しでアツアツにならないように白い服を着せることもあります。
犬種によっては冬の寒さに耐えられないワンコもいます。散歩に行ってちょっと立ち止まっていると、ガクブルになって心配です。
治療費にびっくり
毎年予防接種が2回、人間よりもお金がかかります。大型犬になると、びっくりするほど治療費が上がります。ペット保険に入っていないと、思いがけない大病で月に何十万も治療費が出ていくことも。
トリミングも面倒です
犬種によっては毎月トリミングが必要なワンコもいます。人間が1000円カットなのに、うちのワンコは1回8000円。予約も送迎も面倒です。
なるべく自宅でカットをしていますが、これも大変。1回お風呂に入れてドライヤーとカットをすると1時間以上かかります。終わったら、犬も私もへとへと。
被毛が散る犬と散らない犬
犬種によっては、家じゅうが毛だらけになることも。ご近所に、掃除好きなお母さんの家なのに 、カバンや服にいつも毛がついている子がいます。
プードルは犬を飼っているのを忘れてしまうほど毛が散りません。以前飼っていた犬と全然違うのでびっくり。
陽気な犬だと助かります
臆病なワンコだと、なんだかずっと吠えていますし、散歩に行った先でもほかのワンコや飼い主さんになじめません。多少気が強いぐらいの方が、子どもたちの輪に入っても負けないし楽しそうにしています。
うちのワンコは、散歩でも虫とりでも野鳥観察でも、どこにでも嫌がらずについてきます。ありがたいです。
誰に懐くかわからない
下の子が何年も粘ってやっと買ってもらったワンコですが、懐いているのは意外にもあんなに嫌がっていた上の子の方です。で、一番まとわりつかれているのは私です。
下の子が近づくと、ワンコが逃げます。しつこくされるのが嫌いなようです。
お友だちのお宅でも、世話をしているお母さんよりも、かわいがっている娘さんたちよりも、一番好きなのは帰りの遅いパパ!というワンコがいます。
思春期の子どもの心に寄り添う
これは狙い通りだったのですが、反抗期で親とも話をしなくなった子がいるお宅で犬を飼うのはおすすめです。
特別世話をさせなくてもいい。心が無垢な生きものが家庭の中にいると、本人も家族も和みます。みんなが助かりました。
ただし、あまりにもトラブルが多いワンコだと、逆に家庭内がめちゃめちゃになるのかも。わが家は、ちょっとおバカなワンコが来ましたが、おバカすぎる所がみんなを和ませてくれています。
子どもより犬優先
悪態をつく思春期の子どもたちよりも、とにかく私に従順なので、子どもよりも可愛くなってしまいます。どうなんでしょうこの状態。
私の母は犬に構いすぎる私を責めますが、子どもから視線が外れる方が、彼らにはストレスにならないのかもしれません。
かわいすぎて出かけたくなくなる
情けない話ですが、私にものすごく懐いているので、離れたくなくてなるべく外出の用事を減らすようになってしまいました。人間としてダメですねこれは(^^;)
老犬介護は大変
少し前にお友だちのワンコが2匹亡くなりました。どちらも、最後は本当に大変そうでした。おしっこうんちも垂れ流し。目も見えず、病院通いも大変そうでした。
うちのワンコが年老いた時に、私が介護する元気があるかどうか、心配です。
おことわり
画像は、うちのワンコとは全然関係ありません。アマゾンでかわいいワンコを集めてみました。うちのワンコも負けずにかわいいですけど、変わった風貌なのでここでは差し控えさせていただく(^^;)