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小学生の夜の交通安全 反射材(リフレクター)で身を守るグッズ

冬になると、小学生たちが学校や塾から帰る時間は既に暗くなっていることも多いです。天気が悪いと早い時間から暗いこともありますし。

車を運転するこちらとしては、ハイビームにしてやっと気がつくような地味な歩行者もいたりして怖いです。

小学生も中高生も大人も。もっと目立つ格好をして、運転手に存在をアピールしてほしい! 

薄暗がりや夜道での交通安全のために、視認性を上げる反射材(リフレクター)のついたグッズを集めてみました。

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親としての心配 

小学校入学後の一人歩き 

わが子が小学校に入ったころ、子どもが一人で行動する機会も増えて、心配性の私は交通事故に遭わずに無事に帰ってくるか、いつも気をもんでいました。

ちょうど上の子が小学1年生の秋ごろ、1年生の子の不幸な事故が続き、翌年売り出されたランドセルは、一斉に肩ひもに防犯ベル用のフックがつけられたものになりました。

 

ソロバン塾は住宅街の中にあって、見通しの悪い角がいっぱいだったし、近所のお兄ちゃんに誘われて始めたランニングで、側道からの車の出入りが多い大通りを何キロも走りに行っていました。

親としてできることは、車から視認性の高い服装や持ち物にさせることぐらい。

  • 黒っぽい服は避けて白や明るい色の服装を。
  • 持ち物に反射材をつける。

ランニングに同行する子たちにも反射材グッズを持たせていました。

心配し過ぎかとも思いましたが、低学年の頃、まわりの男の子たちの交通事故が相次いで…。体中傷だらけのわが子のお友だちの姿を見ると、次はわが家かと恐ろしくなったものです。

中高生になってから 

今ではわが子たちもすっかり大きくなって、年頃になると黒っぽい服しか来てくれません。制服も暗い色ですし。もっと明るい色を着てくれるといいのに…。

大きくなってからのトラブルは、車にひかれるよりも、自分自身の乱暴な運転による大けが。ちょっと前にも、レンガ道のぬかるみで滑って数針縫うけがをしていました。これは自業自得ですね(^^;)

反射材のキーホルダー

一番手軽なのが、自動車のライトで照らされると光る反射材のついたキーホルダーをつけること。

ただ、キーホルダーは小さいし、つける場所によっては車からはあまりよく見えません。

 

◆ホイッスルつきキーホルダー

これは、わが子もランドセルにぶら下げていました。昼間は目立ちませんが、正面から車のライトが当たると結構光りました。

防犯ベルはいざという時電池切れだったり故障したりしていて音が出ないこともあるので、ホイッスルもあった方がいいかと思ってつけさせました。

 

↓ お好みで、いろんな形のキーホルダーが出ています。

小さいうちはキーホルダーの輪っかで何かに引っかかって転ぶ可能性もあるので、その辺りも気をつけた方がいいかもしれません。 

 

◆カブトムシのキーホルダー

◆四つ葉のクローバー

◆シンプルなキーホルダー

これなら大人も使えます。

  

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反射材のテープやシール、バッチ

効果大でおすすめなのは、かばんや服、自転車などに反射材をつけること。

私は、子どもたちの小学校用の手提げ袋や黒っぽいジャンパーには反射材のテープをミシンで縫いつけていました。

普段着るジャンパーも、同じような品質なら反射材つきのものを選んでいました。今はどうなのか知りませんが、子どもたちが小学生だったころはナイキのジャンパーについている反射材が一番強く反射して光りました。あれはどこのメーカーの反射材だったんでしょうね。

 

◆縫いつけるタイプのテープ

ジャンパーやかばんに。短くせず、長く貼りつけると目立ちます。

◆アイロン接着のテープ

◆貼りつけるタイプのシールやテープ

自転車の前後やヘルメット、塾かばんやリュックサックに。

とくに、キックボードはライトがないので運転手から認識しにくいです。是非貼ってあげてほしいです。

3D 反射 リフレクター 丸型 ステッカー シール 【白】 2シート

3D 反射 リフレクター 丸型 ステッカー シール 【白】 2シート

 

◆着脱可能なバッチ  

 

反射材がついたグッズ

ほかにも反射材がついた小物はいろいろあります。

 

◆靴ひも

薄暗くなってからのランニングで光りそう。

靴のかかとやジャージの裾に反射材がついているものもありますが、すぐに剥がれてしまったりするものも。靴ひもなら剥がれたりする心配もないですね。

 

◆結ばない靴ひも

これは結ばなくて便利ですが、先端は切って輪にならないようにした方が安全かも…。物に引っかかって引きずられる危険がなくなります。

◆ランドセルカバー

最近のランドセルは丈夫な素材なので、わざわざカバーをする必要はありませんが、反射材がついているという点が役に立つと思います。

 

◆ランドセルの肩ひもカバー

低学年だと肩ひもが食い込んで痛がる子もいます。わが子たちのころはこういう商品はなかったので、市販のリストバンドを縫い直して手作りしていました。

これは反射材もついていて一挙両得。

◆リュックカバー

リュックで出かける時、特に自転車に乗る子たちはリュックカバーがあった方が、リュックの中身が雨に濡れずに安心です。

◆反射材と窓がついた傘

 

◆反射材と窓がついた折り畳み傘

うちは小学校から遠かったので小1から折り畳み傘を毎日持たせていましたが、折りたたみで反射材と窓がついているのは珍しいかも。

 

◆星空が光る折り畳み傘

  

ランニングや自転車用の反射材  

ランニング用や自転車用に反射材つきのグッズもいろいろあります。

ただ、小さい子だと外してしまったり失くしたりするので、親の目の届くところで使った方がいいのではないかと思います。

反射ではなくてそれ自体がが光るグッズもありますが、スイッチを入れ忘れたり電池が切れたりすることもあるので、反射材の方が手ごろではないかと思います。

◆たすき

 

◆手首に巻く反射材 

◆足に巻く反射材

 

おまけ  

◆犬用のリードカバー

暗い時間に散歩をしていると、自転車にひかれそうになることがあります。首からぶら下がる反射材だと犬が気にしてしまうこともありますが、これなら手軽に使えそう。

リードに前述の反射材テープを貼りつける手もあります。

 

ちなみに、反射材入りのリードも出ています。

 

◆防犯パトロール用ベスト

うちのお父さん(夫)は町内会のパトロールでこれを着ています。確かに車のライトが当たるとかなり遠くからもよく見えます。

 

 

おしまいに

私の個人的な経験から言うと、夕暮れ時になってもお子さんを歩いて迎えに来るお母さんは少なくて、子どもたちがどのくらい危険なのか気がついていない親が多いような気がしています。

時間がないから車で迎えに行くのかもしれませんが、子どもが歩いて帰ってくる道を暗い時間に実際に体験してみたらいいのにな、と思います。

 

子どもたちが小さい頃、連れ去りや虐待に対抗するための指導は受けていましたが、夜道の視認性の話はあまり聞かなかったような気もします。

 

↓ 子どもたちを守る活動をしていらっしゃる団体です。

cap-j.net