『カブトくん』 カブトムシが好きな子におすすめのお話
カブトくん
虫が大好きなこんちゃんが冬のもりで見つけたカブトの幼虫。庭で育てたら、自分くらいの大きなカブトくんが出てきました。公園で遊んだり、一緒にお風呂に入ったり。でも、カブトくんは森に帰りたいみたい。こんちゃんは、カブトくんの背中に載せてもらって空を飛び、生まれた森に案内します。
この後、シリーズで3冊出版されています。
カマキリくん
野原から連れて帰ってきたカマキリくん。こんちゃんは、カマキリくんのために工作で紙のカマキリを作ってあげます。一緒におもちゃの乗り物に載せて遊んだり。
夜、こんちゃんはカマキリくんを、さびしくないようにバッタたちの虫かごに入れてあげて眠ります。朝起きたら…!
かわいらしい絵とお話で、肉食であるカマキリの現実が描かれています。
ありんこリンコちゃん
アリのリンコちゃんが、外の世界にあこがれて冒険に出かけます。セミの羽化を見たり、オオクワガタの背中に乗って樹液酒場にでかけたり。絶体絶命のピンチもあるけれど、無事に巣穴に帰ります。
お話にメリハリがあって、聞き手を飽きさせない展開です。
オオムラサキのムーくん
前の3冊とは違い、リアルな感じがなくて、かわいらしい幼虫たちが登場します。国蝶オオムラサキが蝶になるまでのお話です。
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本のあらすじはこちら。↓
タダサトシさんのインタビューはこちら。↓
作画についてのご苦労や、子ども時代のお話など、興味深いです。
タダサトシさんのむしのもりシリーズはこちらで紹介しています。
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違う作者ですが、『カブトくん』が好きな子にはこんなのもおすすめ。