『かぶとむしランドセル』 元気が出るカブトムシの絵本
カブトムシ型のランドセルが活躍する、元気が出る楽しい絵本です。
いえみつくんがおじいちゃんにもらったかぶとむしランドセル。算数の時間にうんちをしたり、給食のゼリーを食べちゃったり。
担任のクワガタ先生は、髪型がクワガタ型というびっくりな先生。かぶとむしランドセルとは相性が悪いみたい。
かぶとむしランドセルは、いえみつくんの足を引っ張ってばかりです。
でも、いえみつくん絶体絶命のピンチに、空を飛んで助けに来るのです。空を飛ぶいえみつくんとかぶとむしランドセル。すごい発想です!
絵もはっきりしていて元気が出る感じ。1年生の春から夏の読み聞かせにはちょうどいいぴったりな内容です。絵の細かいところまで笑いの要素があって、読んでいる私が見逃がしたところも子どもたちが気がついて、笑っていました。
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作者のふくべあきひろさんの「いちにちシリーズ」の絵本も、面白くてお勧めです。主人公の男の子が、いろんなものに成り代わります。みんなで大笑いできる絵本です。
6月に、「いちにちこんちゅう (PHPにこにこえほん) 」が出ました。
カブトムシになってみたらクワガタにやっつけられて、アリになったらアリの巣迷路をぐるぐる。いろんな虫になってみる、楽しい絵本です。