虫はともだち

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夏休みの自由研究 庭の虫さがし(2) どこにどんな虫がいる?

 以前に書いた夏休みの自由研究の「庭の虫さがし」続編です。

前回はやり方を中心に書いていたので、今回は、どこを探せばどんな虫が見つかるかについて、ざっくりとまとめてみます。

▼前回の記事はこちら。

mushitomo.hatenablog.com 

お住まいの街によって、お宅の植栽や日当たりなどによって、見つかる虫は変わります。太平洋岸の平地の気候を基準に、見つかる虫やクモを紹介します。 

個人的にクモが好きなので、クモがたくさん出てきます。実際、庭にはクモがたくさんいますし…。

生垣や庭木

木の種類によって来る虫は変わりますが…。 

 

*チョウ 

ミカン類にはアゲハやナガサキアゲハ、クロアゲバ、クスにはアオスジアゲハが、ハギやミモザにはキチョウが産卵に来ます。

新芽を選んで産卵するので、強剪定して新芽をたくさん出るようにすると、よく産卵していきます。

ブットレアやアベリアなどのチョウに人気の花木があると、蜜を吸いにいろいろチョウが集まります。

▼クスの新芽に産卵中のアオスジアゲハ。

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 ▼ユズの新芽にいたナミアゲハの幼虫。

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 ▼アベリアで交尾中のツマグロヒョウモン。真夏でも勢力を弱めないチョウです。

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mushitomo.hatenablog.comカメムシ

いろんなカメムシが庭木に卵を産みに来ます。

幼虫と成虫で体色や模様が違うことが多いので、調べる時に苦労するかもしれません。

▼サクラの葉裏で生まれたばかりのクサギカメムシの幼虫。成虫は目立たない褐色です。

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*カマキリ

庭のカマキリは同じ場所からあまり動かないので、毎日会えます。水をまくと飲みに出てくるし、捕食や脱皮が見られます。

▼水を飲みに来たコカマキリの幼虫。

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▼脱皮中のハラビロカマキリの幼虫。

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*ハチの巣

茂みの中や軒下などにハチの巣ができていることもあります。刺激しないように、気をつけて観察。

サザンカの茂みにできたセグロアシナガバチの巣。

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▼マルバヒイラギの茂みにできたコガタスズメバチの巣。

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ユキヤナギにできたトックリバチの巣。トックリバチは単独行動のハチ。このトックリに成虫が幼虫のエサを詰めて卵を産みつけ、その後は戻りません。

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*ミノムシ

ミノムシたちは、葉っぱを食べて育ちます。寄生バエが外国から入ってきたことでミノムシの数は減っていますが、種類によっては生垣を丸裸にしてしまうものもあります。

ツツジに大量発生したチャミノガ

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▼上のミノムシ、蓑を切ってみたら…。

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ハゴロモの仲間

7月の庭に多いのがアオバハゴロモ。幼虫は白いろう物質をだして、枝が白く汚れます。成虫も幼虫も、植物の汁を吸います。

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クサカゲロウ

アブラムシやハゴロモのそばでゴミの塊が動いたら、それはクサカゲロウの幼虫です。

小さい虫の体液を吸って、死骸を自分の背中に乗せてカモフラージュ。

アブラムシと一緒に飼育箱に入れて観察すると、死骸を背中に放り投げる様子がよくわかります。

クサカゲロウの幼虫。背中の白いものはエサにしたアオバハゴロモの死骸かも。

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▼夜、クサカゲロウが産卵しているところ。(クサカゲロウにも種類がいろいろあります)

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*アブラムシ

新芽や枝先を探してみて。

植物によってつくアブラムシの種類が違います。同じアブラムシでも、季節によってつく植物が変わります。先月たくさんいたはずのアブラムシが、翌月にはまったくいなくなっていることも…。

アブラムシを駆除せずに、天敵たちを観察するのがおもしろいです。

ヒラタアブやテントウムシクサカゲロウがアブラムシのそばに卵を産みつけに来て、幼虫たちがアブラムシを食べます。

寄生蜂がアブラムシに卵を産みつけると、アブラムシは途中で死んでしまいます。

生態系のつながりがわかっておもしろいです。ただ、天敵がアブラムシの勢いに追いつけないと、植物が煤病などの病気になります。

 

キョウチクトウについたキョウチクトウアブラムシ。有翅型もいます。

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▼産卵中のクワナケクダアブラムシ。オレンジ色のが産み落とされたばかりの赤ちゃん

参考サイト:突然増えるアブラムシの秘密 - オフィシャルPro|日本自然保護協会

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クヌギミツアブラムシと寄生されたマミー。寄生蜂に卵を産みつけられたアブラムシは途中で死んでしまいます。

参考サイト:天敵紹介(アブラムシ類の寄生蜂) : 高知県農業技術センター

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▼ユリのつぼみで、ヒラタアブの幼虫(オレンジ色の虫)に食い荒らされたワタアブラムシ。

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*クモ

生垣でよく見かけるのはジョロウグモやヒメグモ、コクサグモなど。

クモには網を張るクモと、張らずに歩き回って獲物を探す徘徊性のクモがいます。

網を張るクモは網の形や張る様子、どんなふうにして獲物が網にかかるかなどを観察するとおもしろいです。

クモは昆虫と比べてオスとメスが大きさや形がかなり違うものも多いし、幼体と成体で色や模様が変わるものも多いです。オスとメスの表示をしないで紹介されているクモはだいたいメスであることが多く、オスはメスよりも小さくて地味だったりします。

  

▼網を張っている最中のジョロウグモ

庭で一番よく見られるのがジョロウグモでは? 5月に生まれた幼体が秋に成体になります。

今の時期はほとんどの個体が夜中から早朝に半分ずつ網を張り替えます。

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mushitomo.hatenablog.com 

▼生垣でよく見かけるのがヒメグモ。メスは枯れ葉などを屋根にして隠れています。左側の赤いのは居候中のオス。8月が産卵シーズン。

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ツツジに多いコクサグモ。お皿の形のような網の下にトンネルを作って隠れています。

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▼食べかすや脱皮殻と卵のうを縦に並べるゴミグモ。クモがどこにいるかわかりますか?

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▼アズチグモは花や葉に隠れて獲物を狙うクモ。オスを背負った白いメス。赤くて小さいのがオス。

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▼アリを捕まえたアオオビハエトリ。これも徘徊性。

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花壇や家庭菜園

これも植物の種類や立地などで来る虫は変わりますが…。

 

*蜜を吸いに来る虫

チョウだけでなく、ハチ、アリ、ハエなどたくさんの虫がやってきます。蜜は、花だけではなく、蜜腺のある植物からでる蜜やアブラムシやハゴロモ類の排泄物(甘露)もあるので、よく観察してみてください。

 

▼三尺バーベナに来たアゲハ。この蜜はよほどおいしいのか、一度来たら30分以上吸蜜しています。

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ペンタスに来たホシホウジャク。高速で羽ばたいてホバリングスズメガ科の蛾ですが、蜂だと勘違いしている人が多いかも。よく似たオオスカシバも庭に来る蛾。

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▼ツマグロオオヨコバイ(バナナ虫)が出した甘露に来たエントツドロバチ。

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モッコウバラの新芽にある蜜腺に集まるハリブトシリアゲアリ。この蜜には、アシナガバチスズメバチなども集まります。

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アカメガシワの幼木にある蜜腺に集まるアミメアリ。アカメガシワは雑木林周辺や空き地に生える繁殖力の強い木です。

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*植物を食べに来る虫

葉を食べに来る虫や植物の汁を吸いに来る虫など、いろいろいます。

チョウやカメムシ以外にも、ハモグリバエのように葉に潜って暮らす虫もいます。アブラムシたちは植物の汁を吸って、甘露を排泄物として出します。

 

カタバミに産卵中のヤマトシジミ。葉の破れは幼虫の食痕。

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▼キュウリの花に来たクロウリハムシ。成虫は葉、幼虫は根を食べる。

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▼ユリの葉やつぼみを食べるユリクビナガハムシ。可愛いんですが害虫。

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▼ユリクビナガハムシの幼虫。自分のフンをかぶってカモフラージュ。

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*虫を食べに来る虫

カマキリ、サシガメ、クサカゲロウなど、虫を食べる虫はたくさんいます。集団で虫を襲うアリもいます。

クモも、網を張ったり隠れたりして、虫やクモを狙っています。

 ▼門灯の下で、結婚飛行後のキイロシリアゲアリ女王を襲うハリブトシリアゲアリたち。

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▼花のそばに隠れて訪れるチョウなどを捕獲するハナグモ。これは網を張らない徘徊性のクモ。

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敷石や植木鉢などの下 

敷石や植木鉢をそっと持ち上げると、下によく巣穴があります。地面の下の虫たちの様子を垣間見ることができる絶好の場所です。

 

*アリ

アリの巣をよく見ていると、別の種類のアリが居候していたり、アリに混じってほかの虫が入り込んでいることもよくあります。

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*ハサミムシ

地面に浅い巣穴を掘って子育てしています。

時々そっと覗くだけにして邪魔をしなければ、交尾や産卵の様子も見られます。

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ダンゴムシやワラジムシ

ダンゴムシやワラジムシが一番多いのは落ち葉や腐葉土置き場の下です。

そのままだと観察しにくいので、いくつか飼育してみると、脱皮や赤ちゃんなどが見られます。枯れ葉やコンクリートの欠片、水分を入れておきます。

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*ミミズ

観察するためというよりも、ほかの水生昆虫のエサにするために、衣装ケースに腐葉土を入れて飼育していました。卵を産んで、どんどん増えます。

*ナメクジやコウガイビル

コウガイビルはちょっと気持ち悪い生き物ですが、獲物をはさみこんで溶かすなど、独特な生活がおもしろいです。

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ヤスデ、ゲジ、ムカデ

大事な虫ではありますが、今回は省略します(^^;)

塀や壁

塀や壁の隙間などにはクモの網や卵のうが見つかります。

徘徊性のクモが歩いているのもよく見かけます。

 

▼壁などにある白い覆いを開くと、ヒラタグモが隠れています。

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網を張らない徘徊性のハエトリグモの仲間なども、植物にいると見つけにくいですが、壁のような場所だとすぐに見つかります。

ハエトリグモの仲間にアリグモの仲間がいます。アリみたいだけれどれっきとしたクモです。

▼アリグモのメス。慣れないとアリにしか見えません。葉っぱや壁のすき間などに白い幕を張って、その中に隠れています。

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▼アリグモのオス。オスの成体は大あごが発達しています。

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▼軒下や壁の角などには、オオヒメグモが網を張っています。丸い卵のうと生まれたばかりの子グモたち。

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落ち葉や下草の下

吹き溜まりの落ち葉をどけてみたり、下草の茂みをかき分けると、小さいクモたちが歩き回っていたり、低い位置に網を張っていたりします。

地面に落ちた木の実の汁を吸うツチカメムシや、ヤスデの体液を吸うアカシマサシガメなんかも見つかりました。

大きな木や木のフェンスや添え木

2階まであるような大きな木だと、幹の中にアリが巣を作っていることがよくあります。

蟻道と呼ばれる木くずでできた道の中にアリが住んでいます。そっと蟻道を崩すと、中でアリがアブラムシを飼育している時もあります。

マテバシイにある巣を掘り進めているハリブトシリアゲアリ。白いのはおがくず。

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門灯のそば

夜の間に明かりに虫が集まるので、それを狙う虫やクモなどが待ち構えています。

 

▼夜、門灯に集まる結婚飛行の羽アリたち。

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▼門灯の常連、アオドウガネ。幼虫は地面に潜って植物の根を食べつくす害虫。

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▼ヨツメアオシャクも時々来ます。爪の先ほどの小さくて美しいガ。

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▼テングスケバも時々。

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▼門灯で獲物を待ち構えるクロガケジグモ。

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▼虫ではありませんが、虫を狙ってヤモリも潜んでいます。

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夜の庭探検 

雑木林などに夜に出かけるのは、装備なども面倒だし小さい子連れではなかなか億劫ですが、懐中電灯を持ってお庭の探検なら、お手軽に未知の世界に出会えます。 

昼間には近づけなかったチョウたちが寝ていたり、夜にしか網を張らないクモに出会えたり。

mushitomo.hatenablog.com 

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 毒のある虫

小さい子は何にでも好奇心旺盛ですが、気をつけなければならない生き物もいます。

代表格はチャドクガとイラガ類の幼虫。素手で触らないように気をつけて。

 

▼ツバキの木についたチャドクガの幼虫。毛がつくだけでもかぶれるそうです。

私は、見かけたら枝ごと切り取ってごみに捨てています。(観察する勇気がない)

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アカメガシワについたヒロヘリアオイラガの幼虫。これは手で触るとビリッとした痛みがあります。(普通は持たない)

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寄生する虫の説明  

チョウの幼虫やミノムシなどから、別の虫が出てくることは少なくないです。

カマキリに寄生するハリガネムシは有名ですね。

わが子が小3の時、アオムシコマユバチが出てきたモンシロチョウの幼虫を「気持ち悪いから持って帰ってね」と先生に言われて持ち帰りましたが、寄生蜂や寄生バエは農業や園芸にとっては立派な益虫の役割をすることが多いです。

気持ち悪いとか言っている場合ではない!と思う。

 

▼寄生蜂のまゆを守り続けるテントウムシ

寄生蜂の幼虫がテントウムシの体から出てさなぎになっても、テントウムシは外敵からまゆを守り続けるようにコントロールされている。

参考サイト:寄生バチ、テントウムシのゾンビ化 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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私自身も不勉強できちんと説明できませんが、庭という小さい世界をじっくりと観察することで、生きもの同士のつながりに気がついてほしいと思います。 

寄生バチの世界 (動物 その適応戦略と社会)

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役に立つネット上の図鑑

虫ナビ

昆虫エクスプローラ

幼虫図鑑

【みんなで作る日本産蛾類図鑑V2】

日本産アリ類画像データベース

都市のスズメバチ

進化する昆虫図鑑

クモ画像集

石神井公園のクモ・蟲 

役に立った図鑑

子どもが自由研究した時と、その後の観察の中で、特に役に立った図鑑をピックアップします。

昆虫図鑑  

DVD付 新版 昆虫 (小学館の図鑑 NEO)

DVD付 新版 昆虫 (小学館の図鑑 NEO)

 

  

フィールドガイド 日本のチョウ (日本産全種がフィールド写真で検索可能)

フィールドガイド 日本のチョウ (日本産全種がフィールド写真で検索可能)

 

 飼育図鑑

正体がわからないものや爬虫類などは飼育して観察もしたので、飼育方法がわかる図鑑もとても助かりました。 

小学館の図鑑NEO 飼育と観察

小学館の図鑑NEO 飼育と観察

 
生きもの つかまえたら どうする?

生きもの つかまえたら どうする?

 

クモ図鑑 

庭の生きもの探しをしていると、結局クモばかり追いかけることになってしまいます。

昆虫図鑑の終わりの方に載っているクモの説明では全然足りず、大人向けの図鑑を購入しました。  

日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド)

日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド)

 

クモの図鑑は最近いろいろなものが出ていますが、この図鑑は一般的に見られる種類がほとんど掲載されていますし、網や卵のうの形、出現時期なども載っています。

最近は白い背景のきれいな虫写真が流行りのようですが、この図鑑のように実際にいる場所の写真の方が初心者はフィールドで探しやすいと思います。

観察のアイデア 

大人向けの本ですが、目のつけどころがわかります。

どちらもカラー写真が多用してあるので、親子で楽しめます。  

 こちらの本は飼育にも触れています。飼ってみてわかることもたくさんあります。

 おしまいに

大雑把にピックアップしたので、実際にはもっとたくさんの虫やクモが見つかると思います。

わが子が小1の時に、庭の生き物として100以上見つけたと思いますが、今振り返ってみると、あの庭を探せばもっといたと思います。(今は引っ越してしまいました)

 

 「庭」と言ってもいろんなタイプがあるので、小さい庭を3つ経験しただけの私には想像がつかないことも多いです。

「庭のアリを全滅させたい」と簡単に言うお母さんがよくいますが、わが家のような小さな庭のアリだけでもかなりの種類が見つかります。

 

正確な名前を調べようとすると、大人でもお手上げになってしまうので、時間も季節も制約される子どもの自由研究なら、ある程度の名前がわかれば、暮らしぶりを観察する方が有意義ではないかと思います。 

 

▼水をまくと必ず顔を出すカナヘビ。お腹が大きな個体を飼育したら、産卵して赤ちゃんが生まれました。

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mushitomo.hatenablog.com 

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