陥入爪や巻き爪に役に立つ爪切りを見つけました
陥入爪とか巻き爪で悩んでいる人ってどのくらいいるんでしょうか。
陥入爪をこじらせて何度も外科で切開してもらっていましたが、今回いい爪切りを見つけました。
これをうまく使えば、苦しい思いをしなくてもいいかもしれない…。
今のところ私は順調です。
爪が食い込んでお悩みの方に、ぜひ伝えたいと思います。
今回は私の汚い足が何度も出てきますが、どうかご容赦ください(^^ゞ
私の陥入爪歴
社会人になって長時間ヒール靴を履くようなったころ、睡眠不足や呑みすぎなどで体力が落ちるとよく陥入爪になって足の親指に膿が溜まりました。
当時は若くて爪も柔らかかったせいなのか、爪楊枝で膿を出したり爪切りで当たる個所を切ったりしてなんとかごまかしていましたが…。
一度だけ外科に行って手術で爪を切ってもらったことがあります。
説明せず、予告もしないで、無麻酔で(!)生爪をグイッと!
人生で一番痛い思い出となりました。
それから年月が経ち、ヒール靴を履くこともなくなって、陥入爪の悩みはすっかり忘れていたのですが、ここ2年ぐらいまた足の爪に膿が溜まるようになりました。
たぶん老化で足の爪と皮膚が固く分厚くなったせい。
最近は半年ごとに外科で麻酔をしてもらって爪を切開するのを繰り返していました。
だいたい爪に膿ができる時点でかなり痛いですし、病院に行かずに我慢していると歩くのも不自由。
一度切開の手術で食い込んでいる部分が取り切れずに残ったことがあって、どんどん膿んでいる部分が膨れ上がり、痛すぎるのでお風呂にも鎮痛剤を飲んで入っていました。
今回の陥入爪
今回もまた膿ができる時期がやってきて…。
「陥入爪や巻き爪の人は爪をスクエアカットに」と言われていますが、すでに手術で深爪しているので、そこから伸びてくる爪はどうしても食い込んでしまいます。
ここから私の汚い足の写真が続きます(^^ゞ
▼何となく右足の親指の左側が痛くなってきた。
▼だんだん角が食い込んで日に日に痛みが増す。
▼家にあった爪切りで切っても、切り残しができてしまう。
この後もっと深く切りましたが、どうしても角ができて痛い。
トロっとして見えるのは化膿止めのステロイド剤。
いつもだと、このまま爪の左側が膿んで腫れて出血して、激痛でクロックスしか履けなくなります。
腫れた状態の写真も手元にありますが、グロなので載せません。
老眼なので、細部を確認するためにデジカメのスーパーマクロで撮っています(^^ゞ
▼ニッパー式爪切りで縦にカット。痛みがすっと解消。
毎回「膿むと腫れて、クロックスを履いて病院で手術」という悪循環を断ち切ることができそうです。
ニッパー式爪切りは奥まで切れる
今回購入したのはこの爪切り。
▼爪切りとゾンデとやすりの三点セット。
▼爪切りの先がかなり尖っているので、隙間に奥まで入れられます。
扱いを間違えると危ないくらい尖っています。
▼「ゾンデ」なるものの先端はこんな感じ。
どうして尖っていないのかと思いましたが、この形状の方が爪の隙間に押し込んでグイッと隙間を押し広げやすいようです。
このゾンデは私のような爪の処理にはとても役に立ちました。
尖っていると逆に肉が傷ついてしまいそう。
今回は、犬の歯垢取りのために買った「スケーラー」なる道具がとても便利だったので、陥入爪をなんとかするためにスケーラーを使おうかと探していて見つけました。
もっと早くに出会いたかった!
どうして誰も教えてくれなかったの?
この爪切りは、病院の先生が手術に使うニッパー式の爪切りよりももっと先が尖っていて、さらに湾曲しているのがミソ。
amazonで探すと同じような爪切りがたくさんありますが、今回は右足の親指の左端が一番切りやすそうな形のものを選びました。
説明書に記載はありませんでしたが、謎の漢字が使われているので中華製かと思います。
取り扱い上の注意点
お風呂上りなど爪が柔らかい時に切るように説明書にも書かれていましたが、たしかにパチンと切れるので、固い爪だと失敗しそう。
慎重に、切る場所をゾンデで見定めてから、一撃必殺で切る必要があります。
私は足の爪を切る前に左手の親指の角で試し切りをしましたが、奥まで爪切りの刃が入りすぎて、見た目は普通ですが実質的には深爪になってしまい、しばらく痛い思いをしました。
陥入爪の治療目的なら仕方ありませんが、意味のない深爪は危険ですね。
ニッパーの先端はトキトキに尖っているので、取扱要注意です。
私はこれは陥入爪対策のためだけに使う予定です。
ほかの部分は普通の爪切りで十分かな。普通の爪切りの方が切りやすいし。
陥入爪になりたくない
ここ数年陥入爪で苦労しているので、ならないための予防策もいろいろと調べてみましたが、どうもピンとくるものがありませんでした。
巻き爪防止グッズ
巻き爪を反らせるグッズはあるようですが、私は巻き爪ではないし…。
ちなみに、巻き爪のわが子は、危なくなると自分で隙間にティッシュを詰めて予防していたようです。手術してもらった病院の先生に教えてもらったそうで…。
よく歩く
巻き爪になる原因は、歩くのが減って地面が下から爪を押し上げる力がかかる回数が減るせいだという話も聞いたので、意識して歩くようにしていましたが、伸びてくると結局痛い…。
爪を切ったらゲンタシン
危ない場所の爪切りをしたら、ゲンタシンを塗って極力ばい菌が増えないように気をつけました。
これはお医者さんからのアドバイス。
痩せる・むくみをとる
重い体重がかかったり、むくみで靴がきつくなると爪がますます食い込みそう。
体重を減らそうと頑張ってはみたけれど、この年になるとなかなか痩せない。
これだけやったから痩せてるだろう、と体重計に乗っても前回と同じ数字。
まあ、痩せるのはあきらめて、体質改善や筋力アップ気をつけていました。
おしまいに
巻き爪や陥入爪は、なったことがある人にしかわからない痛みです。
うちは私と子ども一人が手術経験者。
子どもに至っては初手術は小学校2年生の夏。どうも私とは違う経緯で爪に膿ができるようです。運動部で十分運動はしていたのに巻き爪になっていたし、よくわからないところです。
もう爪が食い込みませんように…。