虫はともだち

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スマホで楽々ママ友旅行 旅に役立つスマホグッズ

この秋、昔のママ友たちと3人で再会の旅行に行ってきました。

10年近くぶりなのに、会った途端昔に戻ったように楽しい時を過ごすことができて、ちょっと若返りました!

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その時感じたのが、「スマホって旅行にものすごく便利!」ってこと。

普段いろいろと子ども絡みでスマホには恨みもありますが(笑)、今回の旅行に関しては本当にスマホに助けられました。

若い人たちには当たり前のことばかりだと思いますが、おばさん達には新発見なスマホ旅でした。

今回は、もう若くない女子旅とスマホについて…書いてみます。

スマホで助かったこと

おばさん世代が集まると、今でもまだガラケーの人が必ず1人ぐらいはいるので、スマホだけでコミュニケーションを取るのができないことが多いのですが、今回のメンバーはみんなスマホを持っていたので、行く前からもう楽々。

LINEグループで即決・即断

もうこれは本当に便利。

メンバーでグループを作って、そこに一言投稿すれば、メンバー全体に伝わって、それに対する反応もすぐに見られます。

ガラケーの人がいると、「ここで決まったことを〇〇さんに確認して、また返事しますね」という展開になって、物事を決めるのにワンクッション入って意思決定が遅くなります。

グループで写真のアルバムを作ることもできて、撮った写真はそちらに投稿。

いちいちメンバー全員に写真を送信する必要もなくなるし、アルバムに投稿された写真はLINEのトーク画面の写真と違って日数が経っても消えません。

 

さらに便利なのが、検索した結果を簡単に共有できること。

メンバーに見せたいサイトの右肩をクリックして「共有→LINE」で、簡単にグループ内に情報を伝えられます。「こんな宿はどう?」とか「この電車で行きたい」とか、なんでも共有できて楽々。

共有が面倒な時は、スクリーンショット(画面のコピー)を撮って、その画像を投稿すれば簡単です。

(LINEユーザーにはあたりまえの内容ですが、ガラケーユーザーには説明してもわかってもらえないことが多いです) 

交通機関の擦り合わせ 

お互いに別々の場所から集まるので、相手の交通機関やかかる時間、到着時刻を調べてお互いが不便のないルートで来られるような場所選びに、スマホのアプリが活躍。

私はナビタイム、別の人がヤフーを使用。

昔学生時代に友人と海外旅行をしたときは、相方がトーマスクックの時刻表とにらめっこして時刻を合わせるのに苦労していましたが、今はあっという間に乗り合わせが決められるんですね。

ちなみに、私は子どもの高校に出かけるのにもナビタイムを使っています。遠くて電車が複雑なので(^^ゞ

各地の天気予報

秋は天気が変わりやすいので、ぎりぎりまで天気と相談で日程を決定。

せっかくの旅だし、会って話すのが目的で、場所はどこでもよかったので、とにかく天気優先で決めました。

天気アプリも、現在地だけでなく旅行先や相手先の天気も登録できるので、とても便利。一昔前ならこれだけの天気予報を調べるのは結構大変だったのに。 

宿選びと予約もネット

宿泊先の予約も、結局前々日まで(!)悩んで、ぎりぎりで決定(^^ゞ

検索の仕方が悪かったのか、3人で1部屋に宿泊できるお安いプランが見つからず、あきらめて1人ずつ部屋を分けようかと思っていたら、ペンションのファミリー向けの部屋が見つかりました。

3ベッドとお布団3つ、ロフトもついて広々。

「ごろんと寝転んで夜通ししゃべりまくる」という当初の目標をばっちり達成!

 

宿の検索って、意外に難しくて…。

どのサイトも「部屋数と人数」を入力するようになっているのですが、それの検索結果を見るとシングルかツインの部屋が並び、3人以上が泊まれるリーズナブルな宿がなかなか見つからず。

私以外の2人も家族向けの大部屋はうまく検索できなかったようなので、ぎりぎりまで見つからずに焦りました(^^ゞ

楽天トラベルでよさそうな家族向けプランを見つけてから、芋づる式にいろいろと見つかりました。ほかのサイトは検索結果の並べ方が不親切なのかな。 

コインロッカーはあるか 

宿泊先が決まって回る先もだいたい目星をつけてから、心配になったのが駅のコインロッカー。あるとしても、数が十分でないといっぱいになったら困る…。

駅ごとにコインロッカーがどうなっているのかわかるサイトはありますが…。

コインロッカーなび-全国のコインロッカーを検索サイト

このサイトは、私たちが行く駅の情報はほとんど登録されていませんでした。結局個人の方のブログでなんとか見つかって、安心してキャリーを持って出発。

コインロッカーのサイト、もっと充実させてほしいです…。

現地案内

現地に着いて散策を始めてからは、一応地図はありましたが、同行者の1人がグーグルのマップ機能を使ってナビをしてくれました。

普段から仕事でたくさんの取引先を回るために使うようになったそうで、どこでも手早く道案内してくれるので、とても助かりました。

私は「地図が読めない女」なので、役立たず…。 

生き物もすぐわかる

今回のメンバーは子どもが小さいころ一緒に虫とりをした仲間。

昔は捕った虫や見た虫を家に帰ってから図鑑をめくりながら正体を調べました。アカボシゴマダラのような外来種の蝶などは、図鑑には載っておらず、答えが出るのに数か月かかったりしたもの。

なのに、今回はスマホがあるから即決。

もう子たちはいないし、私以外の人たちは虫からすっかり離れてしまったそうですが、そこは昔取った杵柄。どんどんいろんな生き物が見つかって、スマホで検索。

一番印象に残ったのは初見のガビチョウ。これも外来種の鳥で、昔のように国内の鳥図鑑をめくっていては載っていなかったかもしれません。

ガビチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB 

混んでいる店

散策していると、同じ地区の同じような店構えの店なのに混んで行列ができているところと、逆に閑散としているところがありました。

観光地ならではなのかもしれませんが、これもネットの影響かも。

「〇〇高原 ランチ 10選」みたいなサイトに載せられると、いっきにお客さんが集中している?

店先にも、「テレビ番組で紹介された」とか「芸能人の〇〇さんがご来店」とか張ってあったりして。

旅先でなんとなく店を選ぶ楽しさは、ネットの普及でかき消されてしまったのかもしれませんね。

久しぶりに国内旅行をしてみて

子どもが大きくなってからは、宿泊は試合や受験のためばかりになってしまい、遊びに行くために宿をとったのはずいぶん久しぶり。

それ以前も、わが家は虫とり旅行のような「非観光地」の旅行が多くて、観光旅行の感覚はすっかり忘れていました。 

紙のパンフレットはいらない

行く先選びや宿選びの段階から、詳細情報を教えてくれるサイトは星の数ほどある時代。少なくとも国内旅行では、わざわざ旅行ガイドを買う必要もなさそうです。

観光地に着くとそれぞれの地区の紙のパンフレットが「ご自由にお取りください」と置いてありますが、これももう必要ない人が多いのかも。

駅や案内所でQRコードかなにかを読み取れば現地案内が見られる形式にしたほうがいいのでは?

実際にはそんなサービスは見つかりませんでしたが…。 

国内観光は下火? 

今回はわりとメジャーな観光地に行ってきたのですが、行ってみると週末なのに驚くほど閑散としていました。 

宿のご主人に聞いても、最近はお客さんがどんどん減っているそうで…。

そうだよね。私がこの旅行に行っている間、お隣りの大学生はグアムに行っていたし、わが子もその少し前に中国に行っていました。

小さい子のいるファミリーも海外に気軽に行っていますね。

国内旅行に行く人ってだれ? ご老人?

国内の観光地はもっとママ友のお手軽女子旅を呼び込んだ方がいいんじゃないのかな。

ママ友も悪いもんじゃない

世間ではママ友地獄だとか、ママ友不要とか、ママ友についてよくない印象もあるようです。私自身も悩んだことはありました。

でも、子育てが一段落した今、ママ友は大切な存在です。 

夢のような子育て時代

今回の旅のメンバーはお互い転勤族で入れ替わりがありましたが、関東にいたときに上の子が幼稚園児だったの時のママ友です。

お互いに子どもが二人いて、子育ての一番大変な時期を協力して乗り切った仲間。

子どもたちがもう少し大きくなってしまうと、ママ友とは疎遠になって、野球やサッカーなどのチームに入らない限り濃厚なおつきあいはなくなりますね。

 

子育て当時はちょっと行き違うこともありましたが、一番大変な時期を手を取り合って乗り切った仲間は、今になってみるとかけがえのない宝物です。

子どもたち自身は昔のことなんて忘れてしまっているし、思い出語りになんか乗ってくれませんからね。

 

いろんな話を取り留めもなくしましたが、一番背が高かったうちの上の子が、3人のうちで一番おちびになっていたのは驚き。みんな180cm超えで、実物に会ってみたいところです。みんな泣き虫で可愛かったのにね…。

子離れの時期

私は普段は近場を徘徊していればそれで幸せなので、これまであまりママ友からのお誘いも少なかったのですが、今年になって旅行や遠出、ランチなど、いろんなお声がかかるようになりました。

みんな子どもが大学生になるとちょっとほっとして息抜きしたくなるのかな。

今までは集まっても、「うちの子全然勉強しなくて」なんて暗い話が多めでしたが、もう話題の中心は子どもではなくなり始めていて…。

今回の旅のメンバーの下の子たちはまだ高校生ですが、高校生は毎日忙しくて親がどうこうする隙間もないし、下の子はどこの子もなんとなく放任で…。 

旅行で役に立つスマホグッズ

モバイルバッテリー

以前、旅先でスマホのバッテリーが切れて困ったことがありました。なんと子どもの大学入学式の日に。

その時の反省を心に刻み(^^ゞ、遠出をするときはモバイルバッテリーを持っていくようにしています。

今回の旅行では、最後の新幹線の中で充電が危なくなりましたが、席にコンセントがついていたのでそれを利用させてもらいました。(全部の席にあるわけではありません)

最近はスマホ2回分ぐらいが充電できる安価なものがたくさんあります。

いつも持つならコンパクトな方が便利。

SDカードリーダー 

私のカメラはWi-Fi機能がついていないので、帰宅後に写真の共有はしたのですが、カードリーダーがあればその場でSDカードからスマホに画像データを送れて便利だったかもしれません。  

自撮りグッズ

 旅先で気軽に自分たちの記念写真を撮るためにスマホアクセサリーを持っていくのも楽しいかも。

 

これは三脚代わりにもなるセルカ棒。

おばさん旅行の自撮りは「遠め」がおすすめ。あんまり近いと毛穴やしわが…(^^

 以前雑誌 CanCamの付録で、若い女性以外の層にも話題になった自撮りライト。自撮りのほかにもいろいろ便利。 

スマホ防水ケース

今回の旅とは違いますが、野外観察会とかハードな時に、防水ケースに入れてくる人も見かけます。 

おしまいに 

当たり前のことばかりかもしれませんが、普段近場ばかりにこもっているおばさんにはいろいろ目新しいことの多い旅でした。

はじめにも書きましたが、普段子どもがスマホに流されて、私にとってスマホは嫌悪感を感じることも多い存在。でも、上手に利用すれば、本当に楽で楽しい旅ができるんですね。

 

ママ友の中には、会っている間ずっとスマホばかり触っている人もいます。打ち合わせの最中に、ずっと顔を下に向けて何をやっているんだか。

今回は久しぶりに会えたうれしさで、会話中にスマホでよそ見をされて不快や孤独になるようなことは全然なく、ほんとうに楽しく過ごすことができました。