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子育て卒業の断捨離をメルカリでやってみて【メルカリで断捨離その2】

子育て卒業世代が断捨離するのにメルカリはちょうど便利な媒体だと気がついて、出品を始めて約1カ月。

50代の私が断捨離に利用する中で感じたメルカリの印象をまとめてみました。

メルカリ人口はとても多いので、断捨離以外にももっといろんな利用法があると思います。この記事は同世代のお母さんたちとの井戸端会議みたいな感じでご覧ください(^^;)

 

▼前回の記事です。

mushitomo.hatenablog.com 

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メルカリユーザー 私の印象

子育て中のお母さんが多い

メルカリは10~40代の女性が多いという話をよく聞きます。

私のようなおばさんには関係ない世界なのかと思っていましたが、逆に子育てを終わった世代が子ども用品を買ってもらうのに、ちょうどぴったりの客層が多いということにもなるようです。

若い人は見切りが早いらしい 

私は物を捨てるのにずいぶん時間がかかってしまうのですが、若い世代のお母さんたちは「使わないものはすぐに処分」が当たり前になっているようですね。

出品しているものを見ると、要らなくなったらすぐに売りに出している人が多いです。

立派です。物や思い出に未練たらたらの私とは全然違います。

子ども世代が多い

前回の記事にも書きましたが、大学生の子たちの出品をたくさん見かけます。 

プロフィール欄を見ると、人柄がなんとなくわかりますが…。

子ども世代は、商品説明がいい加減だったり、反対に、買ってもらうお客さんを舐めているような横柄な記述をしている子も多いです。そうじゃない子も多いのでしょうけれど。 

返信が全然来なかったり、明日送ると言って何日も発送の気配がなかったり。梱包も適当だったり。

 わが子たちはちょうどその世代が出品しているものが探し物であることが多く、購入するならプロフィールや評価欄(今までの取引相手からの感想)をよく見なくちゃな、と感じました。 

メルカリを断捨離に利用するには? 

お古のまとめ売りが人気 

サイズアウトした子ども服をまとめて出品しているものを見かけます。

「〇〇着、まとめて箱に詰めて送ります」というやり方。

これって、毎シーズン着なくなった服でお小遣いがもらえるということですね。賢いな…。 

うちはまとめるほどたくさん子ども服は残っていませんが、真似してやってみたら、新品を半額以下で出品するよりもお古のセットの方がずっと人気がありました。

メルカリは送料は出品者が負担するのが普通なので、一着ずつ売るよりも、まとめて売った方がコストがかからない。売り手にも買い手にもメリットがありますね。

きれい好きばかりなのか  

わが家の本は、新品もあれば中古もあります。読めればいいやと言う感じ。以前ヤフオクで絵本をよく購入しましたが、きれいなのも古いのもいろいろでした。

 

で、家にある本の中で古いのも新しいのもいろいろ出しているんですが、中には「中古じゃないでしょうね」と念押ししてくる人もいたりします。

だいたい、うちの子が使った時点で新品も中古になっているわけだし、私も新品だとは言っていないのに、きれいなものを要求しすぎる人がかなりいるようです。

ほかの人には「素敵なお品を…」とか「大切にします」とかコメントしている人が、私には「ありがとうございました」だけだったりして、中古だから不満だったんだろうな~ということもありました。

 

ちなみに、売りに出す時はどの本もアルコール除菌ペーパーで念入りに拭いて乾かしています。(手が荒れるし面倒です)

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履き古しの靴、洗わないコート

本や古着にはうるさい人がちょくちょく見つかるのに、なぜか履き古した靴はよく売れているようで、これも謎。

数回履いた程度ならわかりますが、ぼろぼろのスニーカーや野球のスパイクもたくさん売られていて買い手がついています。別にプレミアムつきスニーカーでもないのに。

臭そうだし、人が履いた靴はその人の歩き癖がついていて、体に良くないんじゃないのかな?

 

レディースのコートを見ていると、「〇回ほど着用して、クリーニングには出していません」というのもちょくちょく見かけます。

今年の冬はコートを楽しんで、クリーニング代はもったいないから人に譲っちゃうということなんでしょうけれど、この感覚もよくわからない。

買った人はクリーニングに出してから着るのか、面倒だからそのまま着ちゃうのか?

 

使いかけの香水や化粧品もたくさん見かけます。

確かに一度使ってみて自分には合わないものを捨ててしまうのはもったいないけれど、買った人は人が開封したものを肌につけるのは平気なの? 毒とか入ってたらどうする? 

 

人の感覚はさまざまですね。 

結婚式もメルカリ

これは私には関係がないことですが、ウエディング関係のものを出品している人が多いのにはちょっと驚きました。

私の時代は結婚式は借り物で済ます人が多くて、たまに凝った人がドレスをオーダーする程度でした。だからウエディング用品をメルカリに出すという発想がなかったのですが…。

ドレスやブーケ、小物、ドレス用の下着まで売りに出ています。メルカリで結婚式が出来ちゃう? 

出品して感じたこと   

送料から考える 

私はコンビニが近いので「らくらくメルカリ便」を利用しています。

その中で一番少額なのが195円のネコポス。A4で厚さ2.5cm、重さ1kgまで。

 

郵便局の「ゆうゆうメルカリ便」の方が最低料金が安いのですが、うちから郵便局はと遠いし混んでいるので、コンビニへ。

追跡機能を使わないならほかの方法もいろいろありますが、私は安心優先です。

 

で、何が言いたいかというと、文庫本1冊送っても195円取られるので、ネコポスの大きさに合わせて本や小物をいくつか組み合わせた方がとコストが減ることに気がつきました。

それ以上の大きさや重さのものは、思い切ってまとめ売り。

まとめ売りだと総額が高くなるので、人気があるものはすぐ売れますが、そうではないといつまでも売れません(^^;)

本1冊ずつ出品は面倒

本は1冊ずつ出品した方が書い手は見つかりやすいとは思いますが、1冊のために、送料を負担して、いちいち梱包して、発送しに出かけるのは、まことに面倒。

本の出品はメルカリカウルを使えばバーコードを読み取らせるだけでかなり手間が省けるのですが、その後の発送を考えるとやっぱり面倒です。

メルカリを本業(?)にするのでなければ、まとめ売りがおすすめ。

図鑑離れ

子ども用の大きな図鑑は二束三文でないと売れないようです。

今の時代はネットでなんでも調べられるし、大きな図鑑にしがみついている子は少ないのかな? ちょっとびっくり。

検索を意識する

出品した商品はブログ運営のように閲覧数が出品者にわかるようになっています。買い手は欲しいものを検索して探すので、それに引っかかるかどうかで閲覧数も変わります。 

私の場合だと、ユニクロの子ども服はほかと比べて閲覧数が最初から多めでした。

ユニクロはどこにでもあるから、サイズ感もわかりやすくて素人説明のネット買いにはちょうどいいのかもしれません。

季節要因に合わせる

 これもブログに似ていますが、季節に合わせた出品をしないと、売れ行きも悪いです。

私もちょうどタイミングがあったものは、思っていたよりも高値で売れたし、お古なのに買い手からも感謝してもらえて恐縮しました。(なにが売れたかは、身バレが怖いので内緒)

電化製品の付属品

カメラやスマホ、電化製品に付属しているものって、同じ系統のものを既に持っていたりすると必要ないのでしまい込んであったりします。

付属部品が壊れたり劣化して困っている人は必ずいるはず。

自分には必要ないものなのに、メルカリに出せばお金になるのは得した気分です。

布や毛糸は売れていない

 以前買い込んで使わなくなった手芸用の布類や毛糸がいっぱいあるので、これも売りに出そうかと調べてみたら…。

出品はあるけれど、売れている気配はありません。特に毛糸は不人気。 

おばあちゃん世代には格安の毛糸なんか喜ばれそうだけど。その世代にメルカリユーザーは少ないから、買い手もなかなかつかないようですね。

ハンドメイドのレベル高すぎ

しまい込んだ布類を消費するためにハンドメイドでもやろうかなと調べてみたら…。

ハンドメイドはレベルが高すぎました。使っている布も最新のデザインで、幼稚園の袋物もずいぶん凝った作りのものばかり。

いろんな手作り品が出品されているけれど、どうみても赤字すれすれなんじゃないかという気がします。ほとんど趣味の世界なのかな。

虫関係

当ブログはいちおう虫ブログの端くれなので、虫関係についても調べてみましたが…。

若い女の子やお母さん主体の世界で昆虫関連商品に人気が出るはずもなく、あまりいい出物は見つかりませんでした。探せばあるのかもしれないけれど。 

昆虫図鑑や虫の絵本を「子どもが気に入らなかったのでほとんど見ていません」と書いて売りに出されているのを見ると、悲しい気持ちになりました(^^;)

ドングリや松ぼっくりの防虫対策

私は野辺を散歩するのが趣味なので、ドングリや松ぼっくり、つるなどは、一般の人よりも探すのは得意な方です。

「よし、自然素材を集めて売りに出そうか?」と思って調べてみたら…。

木の実類を出店するには、煮沸消毒したり、天日干ししたり、磨いたり…。そこまでやっても数百円。ドングリから出てくる虫を飼っているような私には、これもハードルが高すぎました。

だんだん話が断捨離から離れてきているのは気にしないでください(^^;)

折り紙

少し前に折り紙を大量に作ったストックがあったので、これは出せそうか調べてみたら、意外に需要はあるようです。

というか、幼稚園の掲示や老人ホームなど向けに、商売として折り紙やペーパークラフトを出している出品者の方たちがいます。みなさんすごい完成度と量。かなわない…。

値段設定のやり方 

 「どのくらいの値段をつければいいのかわからない」と近所の友人に聞かれましたが、そんなに難しくはありません。

相場と送料を調べる 

 メルカリで該当商品を検索して、値段と売れ行きを調べたり、アマゾンや楽天で新品の値段を調べればだいたい済みます。 

気をつけなければいけないのは、送料。

この大きさと重さだと送料がいくらなのか、どのダンボールに入れるのかなどを予め調べて出品しないと、不用品なのに赤字すれすれになってしまうこともあります。

 

メルカリはヤフオクとは違って、プレミアムだとか、マニア受けするとかで値段が跳ね上がるようなことはあまりないようで、値付けは大体定価と状態で決まってくるようですね。

廃版になった良書も、捨て値で取引されたりしています。

値切りがウザい 

メルカリは値下げ交渉をするのが当たり前だと思っているユーザーが多いようです。フリマだから仕方がないとは思いますが。

いきなりコメントしてきて「〇〇円になりますか?」と言われてもあまりいい気はしません。

こちらとしても、相場を調べて自分の作業負担も考えたら、過剰な値下げは困ります。下げ過ぎると、ただの社会奉仕になってしまいます(^^;)

とはいっても不用品処分が目的なので、少々の値下げには応じています。

買う側もしっかりしてほしい

ご自身の出品内容やプロフィールは神経質極まりない方に、わが家の格安古本を購入されると、なんだかこちらが騙しているような気分になることもあります。

きれいな本はきれいだと書いているし、古本は古いと書いています。安く買ったものはちゃんと購入価格を書いているのに、おそらく深く考えずに買っていると思われるお客さんもいます。私も気をつけなきゃ(^^;) 

商品の写真は大事

メルカリは星の数ほどの商品一覧の中から、まずは写真を見て買い手に選んでもらうシステムです。

どんなに美辞麗句を並べても、商品一覧には写真の1枚めしか載りません。 

 

私はほとんどをデジカメで撮っていますが、優秀なスマホならばきれいな写真が撮れるのかな。

前回の記事にも書きましたが、黒っぽいものは写真が黒つぶれして細部がよくわからなかったりしますし、衣類のタグでサイズや材質を知らせたいときに、マクロ写真がきちんと撮れていないと商品説明の役目を果たせません。

 

ほとんどのユーザーはスマホで写真を撮っていると思われるので、別カメラで撮っている私が言えそうなことは…。

  • 出来るだけ明るい場所で撮る。
  • 背景に無駄なものを置かない。
  • 商品の状態がわかりやすい写真を載せる。
  • 写真の不備はアプリで加工できる。
  • 必要ならばアプリで文字入れも簡単。

こんなところでしょうか。

スマホを横向きにして撮った写真を向きを直さずにそのままアップしたり、手暗がりで表紙が暗く写った写真も、アプリでなんとか修正することができます。 

安全安心優先で 

お金が絡んだ取引だし、世の中にはいろんな人もいるわけで、多少コストはかかりますが、私はメルカリ便を使うことにしています。

匿名取引になるし、宅配便の追跡機能もあるので、届いた届かないのトラブルにもなりません。

おしまいに

以上、メルカリ初心者おば(あ)さんの独断と偏見に満ちたお話でした。

次回は、私が感じたメルカリのデメリットについてまとめてみたいと思います。

出品を始めてからどうもスマホが気になって落ち着きません。メルカリの奴隷になりつつある…。

メルカリを使った断捨離は、これをライフワークにするとかでなければ、期間を区切って集中してやった方が、精神衛生上いいのかもしれません。

 

 ▼私は知識ゼロから始めましたが、ちゃんといろんな本が出てますね。

ネットで検索すれば、予備知識がなくても大体の不安は解消できましたが。

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▼こういうビジネスにメルカリを使う人もいるんですね。

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