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50代主婦の私がメルカリを始めた理由 【メルカリで断捨離 その1】

メルカリは若い人たちの流行だから自分が始めるなんて考えてもいませんでしたが、ちょっと事情があって少し前にメルカリアプリをダウンロードしました。

最初はここでしか買えないものを購入していたのですが、「これは断捨離にいいかもしれない」と思い立ち、出品も始めてみました。

アラフィフのメルカリデビューについて、始めて約1カ月の体験談をまとめてみます。今回は始めた理由について。

若い方々には「今さら」なお話ですが、私の周りのおばさん仲間は知らない人の方が多いようなので…。

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メルカリを始めた理由  

赤本が売り切れ 

「赤本が欲しいけど、本屋にもう売ってなかった」と子どもに言われてアマゾンを探してみたのですが、12月ですでに完売。

赤本やセンターの過去問ってわりと早い時期に完売になってしまうようです。本命じゃない大学も、ちゃんと手を打っておかなければダメですね(^^;)

で、仕方がないのでメルカリで探してみました。

なんと、2018年版(最新のもの)の赤本がたくさん売りに出ています。

準備のいい人々は受けそうな大学の赤本は早めに購入して、受験先が確定したら不要なものはさっさと売りに出すんですね。お金持ちだな…。

おかげで、無事最新版の赤本を定価よりちょっと安い値段(送料は売主負担)で購入することができました。

副教材がほしい

次は弟の話です。

上の子のお古があるからと言って購入しなかった副教材。実際にみんなのものと比べてみたら、版が違っていて、中身もかなり違っていました。 

後から買おうと思っても、学校経由でしか買えない教材で、本屋にもアマゾンにも扱いはなし。

副教材の解説本を見てなんとかお茶を濁してきたようですが、やっぱりみんなと同じ版のものが必要だということになり、メルカリで探してみました。

これも、ちゃんと普通に売っていました。

大学入学と同時に高校の教科書や受験参考書などを大量に売りに出すお子さまが多いようで、「今後教科書を失くしても、ここで探せばいいね」という話になりました(^^;)

匿名発送という仕組み

メルカリは匿名発送を選べるようになっています。

売り手は匿名で発送して、買い手も匿名。お互いに個人情報はわからないといういう仕組み。

去年の9月から始まったようですが、これを知って、自分も売り手になってみようかという気持ちになりました。

 

以前ヤフオクをやっていた時、相手に自分の住所を知られるのがいやでした。伝えないと送ってもらえないから仕方なく教えていましたが。

売り手になったら、買い手に自分の銀行口座を教えたり、送り状に自分の住所を書くのかと思うと、出品しようという気には全然なりませんでした。今どきはGoogleストリートビューで日本全国どんな家なのかわかってしまいますから。

絵本とかたあいもないものを購入していただけで、後ろめたいことはしていたわけではありませんでしたが、なんとなく見ず知らずの人に個人情報を知られるのはちょっと…。

ちなみに、ヤフオクも11月から匿名発送が選べるようになったようです。

商品代金の授受

商品代金も、売り手と買い手が直接やり取りするのではなく、いったんメルカリにプールされて、その連絡を受けて商品を発送。買い手から商品が届いたという連絡が入って売り手に代金が振り替えられる仕組み。

これも、自分の銀行口座を相手に知られないし、万が一不払いの場合は商品の発送をしなければいいわけで、安心安全な感じがします。

 

実際には、受け取ったのに「まだ届かない」と言って、実際は商品を転売していたなど、いろいろとトラブルもあるようですが、メルカリ指定の宅配便や郵便を使っていれば追跡機能があるので、その辺りの不安も解消できます。

伝票を書かなくてもいい

出品を始めて、一番感動(?)したのが、メルカリ便を使えば伝票を手書きしなくてもいいという楽ちんさ。

コンビニの端末にスマホのコードをかざせば、レシートのような紙が出てきて、それをレジで出せばレジの端末から送り状がプリントアウトされる仕組み。

匿名発送を選べば、プリントアウトされた送り状には自分の住所も相手の住所も記載されません。宅配会社に荷物が届いてから、宅配会社が実際の届け先が印刷された送り状をつけて配送してくれます。

 

手で書くことはなんにも必要ない気軽さ。スマホ文化もここまできたのかと、おばさんには衝撃でした。 

写真もわりと簡単

スマホで写真を撮って簡単に出品できる」というのがうたい文句のようですが、わたしは古い格安スマホなので上手く撮れないだろうと思い、自分のカメラで撮ってスマホに転送して出品していました。

いちいち640×640にリサイズして転送するのも面倒になってきて、格安スマホで撮ってメルカリのアプリで写真をちょっと修整してみたら、ほとんどのものは遜色ない画像ができました。わざわざ別のカメラで撮る必要もないのかな?

 

と思ったけれど、難しいものはやっぱり撮りにくいです。

黒っぽいものは全体が黒くなって形がわからないし、衣類のタグを大写しできれいに撮るのはちょっと無理でした。(私のスマホのせいなのか、iPhoneならキレイの撮れるのかは不明)

写真が悪いと売れるものも売れません。私は写真加工歴は長いので、苦にはなりませんが、同世代のおばさまだと写真加工はやったことがない方も多いかも。 

わからないことは検索で

メルカリ人口が多いせいで、メルカリに関する疑問に答える個人のサイトはいっぱいあります。

メルカリ自体にも質問コーナー(メルカリボックス)があっていろんなユーザーの回答が見られて便利ですが、個人のサイトはメルカリ指南書に特化したものも多くて、かなり親切です。

わざわざメルカリに関する書籍を購入しなくても、検索でほとんどの疑問は解消されると思います。

値付けの相場についても、メルカリの商品やアマゾンや楽天の商品を検索すれば、だいたい困ることはありません。 

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断捨離始めてみるか

同世代の女性の書かれているブログを拝見すると、「断捨離」とか「シンプルライフ」という言葉が飛び交っています。ご近所の井戸端会議でも、断捨離の話題は盛り上がります。

なんでみんな断捨離、断捨離言うんだろう?

元来の怠け性と、思い出のものを捨てたくないという気持ちから、なかなか使わなくなったものを捨てずに来たのですが、下の子も高校に入り、さすがに小さい子向けの絵本や洋服は処分しなくちゃいけないと、心のすみっこでは思っていました。

でも、リサイクル店に持って行っても二束三文になるだけだし、ご近所や親せきに該当年齢の子はいないし…。

 

少しはお金になるようなら、不用品の処分を始めてみようかと、今ごろになって重たい腰を上げることにしました。

やり始めて、わずかながらでも不用品がお金になると、もっと不用品を整理しようという気にもなりました。

メルカリユーザーは若いお母さんが多いようなので、子どものものは買い手がたくさん見つかります。子育て終了の断捨離にはちょうどいい媒体かもしれません。

自分の今までの消費を反省

子どもたちが小さい頃に今で言うワンオペ育児の期間が長かったせいなのか(言い訳(^^;))、子どものものはなんでも余分に買う癖がついていることが今さらながらはっきりしました。

冬のバーゲンで次の年の冬用の子ども服を買いあさったのに、次の年は子どもの好みが変わって買い置きの服を使わなかったり。

1足では汚れたら困るからと予備の靴を買ったのに、使う前にサイズアウトしてしまったり。

絵本や児童書は、ずいぶんブックオフに持って行きましたが、まだまだ眠っています。

クローゼットや本棚を見直すと、今までいかに自分が無駄銭を使っていたか、恥ずかしくなるほど…。

 

子どもたちが着て小さくなった洋服は、きれいなものはご近所の小さい子に譲ったりしてきましたが、新品のものはなんだかもったいなくてしまい込んでありました。

今回は、そういうものも思い切って売りに出すことにしました。

実際に売りに出してみて、実は子どものものは新品よりものお古の方がよく売れるようだということもわかったのですが、その話はまた後日…。

おしまいに

「出品すると飛ぶように売れる」とか、うまい話もよく聞こえてきますが、なんせ私が出品しているのは不用品。そんなにバンバン売れるわけではありませんが、まあそこそこ。

出品して約1カ月ですが、不用品だけで約4万の利益(送料や手数料をのぞいた金額です)。高額なものは怖くて出せないので、数百円から数千円のものばかりです。

お金持ちや独身貴族のみなさまは1商品で数万円とかもっと高価なものを出品されていますが。

 

子育てが一段落した、そんなに裕福でもない一般家庭(わが家のこと)の不用品処分のメルカリ利用について、次の記事でまとめてみようかなと思っています。    

 

 

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