虫はともだち

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ココアルのフォトブックで、趣味の写真集作り クモの写真集

ココアル(cocoal)のフォトブックで、趣味で撮りためた「クモの網の写真集」を作ってみました。

今までフォトブックは5社を利用して、たくさんのアルバムを作ってきました。

野球や部活の子たちとか結婚式や旅行のような、被写体が人間のアルバム(妙な言い方ですね)しか作ったことがなかったのですが、今回は純粋に自分が好きな写真を選んで作りました。

無料モニターというありがたいお話をいただいたので、自分だけの宝物ができました。

ココアルで趣味の写真集

こんな写真集ができました

 クモが嫌いな方はぎょっとしてしまうかもしれませんが、私が撮りためてきたクモの網を集めた写真集です。ブログを見てくださっている方はご存知かと思いますが、私はクモの愛好家です(^^;)

クモ嫌いな人に見せても気絶されないように、クモ本体の姿は極力小さめにして、ホラーっぽくならないように、なるべく昼間の写真を選びました。

 

▼表紙はこんな感じ。

今回は「ワイド」サイズを選んだので、ほぼA4の大きさ。(21cm×28cm)

これは、アプリ「ココアルクイック」で作ったものです。

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▼タイトル部分を拡大。わかりにくいですが艶消しです。

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▼裏表紙はこんな感じ。

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▼綴じ方はこんな感じ。表紙は分厚い紙で、しっかりとした造り。

中身は、パンフレットなどに使われているようなしっかりした艶消しの紙。マットコート110ぐらいかな?

ページ数が少ないとちょっと見劣りしますね(^^;) 今回は20ページ。

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▼背表紙はタイトルが入れられます。

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▼最初のページ。

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▼あとは、クモの種類ごとに見開き2ページにまとめました。

今回は、レイアウトはココアルの機能を使わずに、予め自分のソフトでコラージュと文字入れしたものを載せました。(理由については後述)

ココアルのソフトでもちゃんとレイアウトできますし、その方が簡単で確実です。

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▼ホラーっぽくなるかもしれないけれど、夜の写真も少々。

ゲホウグモは夜遅い時間しか網を張らないので…。繊細な網ですが、きれいに印刷できています。

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▼文字入れは、色を選ぶのが難しいですね。

写真の外に余白を作って入れる方が見やすいのですが、写真を大きく載せたくて、写真の上にかぶせました。

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ココアルのフォトブックの印象

ココアルのフォトブックに対する私の印象は…、

ハードカバーできめ細かい印刷なのに他社よりも値段が抑えられていること。

きちんとした場面で作るフォトブック向き。七五三や結婚式など。

 

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同じものをたくさん印刷すると単価が下がるし、宅配便は30冊まで同一料金。

何冊頼んでも安くならないとか、たくさん頼むと数冊ごとに宅配料金が取られるような会社もあったので、ここは良心的だと思います。 

 

夏休みの時期などに半額キャンペーンをやっているので、そういう時が特におすすめです。

以前子どもの部活の入賞記念で、ココアル半額キャンペーンを利用しました。

 

ちなみに、普段の部活アルバムはしまうまプリントで作っています。(格安なので反対する人も出ないから)

 

ココアルのフォトブックの作り方

公式ホームページ cocoal(ココアル)にもありますが、ココアルのフォトブックは2通りの作り方があります。

 

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アプリをダウンロードして作る「ココアルクイック」と、web上に写真をアップロードして作る「cocoal」の2通り。 

私は試しにアプリとweb版の両方で同じアルバムを作ってみましたが、アプリの方がおすすめ。

表紙のデザインも中の写真のレイアウトもアプリの方がいろいろ選べるし、作ったアルバムが30日で消えてしまうweb版と違って、ずっと残しておけます。(web版でも、こまめに更新すれば残せますが…)

写真の明るさ

以前、同じ写真を使って他社とココアルと両方でアルバムを作ったことがありますが、ココアルは仕上がりがちょっと暗めになる印象です。

暗めの写真を載せたい時は、予めソフトで明るめに加工したり、ココアルクイックのアプリの画面で加工すれば全く問題なく仕上がりました。

 

こういうことは、一度試し印刷をしてみないとわからないことですね。

部活などで正式に依頼されたアルバムを作る時は、私は必ず1冊試しに注文して、仕上がりを見て微調整をしてから、全員の分の発注をしています。

「たくさん注文する人はお試し印刷1回無料」というサービスができたらいいのにな…。 

アプリの画面

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自分のPCにフォトアルバム用のフォルダを作って写真を入れて、アプリ上でフォルダーを指定する仕組みです。web版よりも写真候補の画像が見やすいので、似たような写真で作る場合はアプリの方が作業がしやすかったです。

 

今回はほとんど使っていませんが、写真加工の機能もあるし、デコレーションのバリエーションも多いようです。

選択した写真を自動で並べてくれる機能もあり、自動で並べた後に調整することも可能。

トンボ(印刷用語)が書いてあるので、紙面いっぱいに写真を配置した場合に仕上がりではどこで裁断されるのかわかりやすいです。(web版にはトンボは書いていないので、写真がどこまで印刷されるのか少々心配)

 web版の画面 

PCがMacの人はこちらで。

私のPCは画面は縦30cm×横53cmのWindowsですが、それでもweb版の写真候補の画像は同じような写真が続くと少々見分けにくいかったです。

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配送は?  

今回はメール便を選択しました。

急ぐ場合や冊数が多い時は宅配便も可能。上にも書きましたが、30冊まで同じ料金。

 

今回は、配送予定日前に、「直前に不備が見つかったので再印刷するために遅れる」旨のメールがあり、当初の予定日よりも発送が6日遅くなりました。

不備の原因は書いてありませんでしたが、もしかしたら私が紙面ギリギリに文字を入れたせいではないかと思っています。だとしたら、自業自得ですね。

 

フォトブックを作って、初めて発送遅延に遭遇しました。卒団式や謝恩会などの催しで配るアルバムを作る場合は、日程に余裕をもって作った方がよさそうです。これはどこの会社のフォトブックにも言えること。

 

ポストには入らない大きさなので、雨の日でしたがポストの上に置いてありました。

 

ビニール→ダンボール→ビニール→本体

という梱包で、アルバムが折れ曲がったり傷つく心配はまずありません。

わが家は軒下にポストがありますが、大雨だったり、雨が直接当たるポストだと、メール便では水濡れがちょっと心配なので、宅配便を選んだ方がいいのかもしれません。  

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▼ビニールを一枚取って、段ボールの箱を開けたところ。

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私の失敗

以前web版で作った時に、文字入れやレイアウトが不自由だったような記憶があって、作業に入る前に、picasaでコラージュしてA4サイズの1ページ分の画像を作り、Photoshopで文字入れをしてから、アルバム作成に入りました。 

 

やる前にアプリを開いて、できることを確認してから作業するべきでした! 

 作業し始めてからわかったのですが、コラージュも文字入れも、ココアルの機能を使えば簡単に自由にやれました(^^;)

コラージュ画像をわざわざ作らなくても、普通の写真があれば十分でしたし、文字も、画像上にも余白にも、自由に入れられました。

 

ココアルのソフトが進化したのか、私が他社のソフトと記憶違いしていたのか、よくわかりませんが、ココアルのソフトがあれば、別のソフトの力を借りなくても、やりたいことは大体不自由なくできるようです。

家族の感想

 

説明せずに「感想をお願い」と言って、家族に見せてみました。

戻ってきた感想は…。

  • これ誰の本? 自分の写真で作ればいいのに。
  • 自分の写真なら、もっとページ数増やせばよかったのに。
  • 表紙が分厚いから本格的に見えるね。
  • 裏表紙の写真が素人っぽい。
  • 真っ暗に白い糸の写真の方がかっこいい。
  • ゲホウグモの網はCDみたい。(私はレコード盤だと思ってた…)
  • 隠れ帯とかゴミをつけるクモがいるんだね。

 

自分の道楽でこんな写真集を作って、ちょっと後ろめたい気持ちでしたが、そういうことに対してのクレームはないようでした。

おしまいに 

アートを意識した写真集として仕上げるのなら、もう少しページ数を増やしたり、余白を大胆にとった方が、それらしく見えるのでしょうね。

 

あと、クモの網を写真集にするのなら、一般的にネット上でも見られるような「デザイン重視のフォトジェニックなクモの巣写真」の方が見栄えがするんでしょう。

私が撮ると、どうしても生態重視になってしまって、背景を写し込もうとしたり、網の様子がわかるように全体を撮ってしまうので、フォトジェニックになりません(^^;)

 

今回のことで味をしめたので、ほかの写真集も作ってみようかな?

クモの卵のうの写真集とか、昆虫の交尾やクモの交接の写真集とか…。 虫の写真絵本なんかもいいかも…。

 ブログなどで自然観察の記録やその時々に見た生きものの写真を載せるのもそれはそれで楽しいですが、たまにはテーマを決めた紙の写真集を残すのも記念になるかもしれません。何かあったら、ネット上の写真は後に残らないでしょうし。 

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