虫はともだち

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夏祭りは女の子たちの浴衣ファッションショーでした

ご近所の夏祭りの受付嬢(受付婆?)をやってきました。

人が足りないからやむを得ず引き受けた仕事でしたが、けっこう楽しくやれました。一緒に組んだ人がよかったからかな?

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写真は無料素材ACさんより

女の子たちの浴衣姿が可愛かった

女の子はいいな 

男の子しかいない私は、普段女の子たちに接するのは学校の中ぐらい。男子の親は男子の親を呼ぶのか、私が親しくしているお母さんは男子兄弟のところが多くて、女子事情には本当に疎いです。

お祭りに来る男子たちは普段通りTシャツに短パンがほとんどですが、女子たちはどの子も浴衣をかわいく着て、髪型も素敵にまとめていました。

かわいい…。

編み込みをして、素敵な髪飾りをつけて…。あれって、お母さんが準備するんですよね。いいな、うらやましい。

男の子を2人育てて、楽しい思い出もいっぱいできましたが、「浴衣で夏祭りに出かける女の子の身支度をするお母さん」を一回ぐらいやってみたかったです。

孫ができたら、頑張ろう!! でも、まず息子たちに彼女ができないと…。

 

写真がないと伝わりにくいにくいので、Google検索の結果をリンクしておきます。今どきの浴衣事情がわかります。→ 祭り子供 浴衣 幼稚園 - Google 検索

 

夏祭りのかわいい浴衣姿を振り返る 

小さい子は浴衣ドレスが可愛い

浴衣の下がミニスカートになっているのって、花火大会でヤンキーっぽい若い子が来ている印象でしたが、最近は小さい子用にたくさん出ているようで、わが街の子たちも、幼稚園から小学校低学年ぐらいの子はこれを着ている子が目立ちました。

踊りの輪に並んでクルクル回ると、スカートが舞い上がってキュートでした。着崩れることもなさそうだし。 

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大きくなったら浴衣 

 浴衣の柄も、子どもが好きそうなキラキラなものから伝統的なものまでいろいろあって楽しそう。

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お揃いの浴衣の親子も見かけました。

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総絞りの浴衣の子がいたので、「いい浴衣だね~」と声を掛けたら、「おばあちゃんが買ってくれたの」だそうです。とても似合っていたけれど、子ども用の総絞りの浴衣って、背が伸びたら仕立て直すのかな?(ゲスな勘ぐり、すみません)

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ふわふわの帯  

浴衣セットによくあるような固い作り帯ではなくて、ふわふわな帯をしている子がいました。大人がするとアンバランスになりそうですが、子どもにはとても似合っていました。

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私たちが子どものころは、浴衣と言えばこんな感じの兵児帯でしたね。

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髪飾り

和装用の髪飾りの子もいましたが、大きなお花を一つだけつけている子も多いようで、流行りなんでしょうか? 薄緑色の浴衣の色に合わせて、薄緑色の大きなお花をつけている子がとても上品で素敵でした。 

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履物

これはわが街だけの特徴なのかもしれませんが、浴衣にオシャレな洋風のサンダルという子がほとんどでした。下駄を履いているのは大きいお姉ちゃんだけ。

会場まで歩くし、踊ったり走り回ったりするから、慣れている方が都合がいいのでしょうね。見ていておしゃれで、違和感も感じませんでした。 

 

うちの子たちが小さいころは、ご近所で「みさとっこ」という草履が流行っていて、普段遊びに行くときも履いていたし、通っていた幼稚園の先生たちも履いていました。昭和じゃないですよ、平成の話です(^^;)

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夏祭りの受付をやってみて 

懐かしい顔ぶれ 

自分の子が中学を卒業してしまうと、PTAも参観もなくなって、ご近所のお母さんや子どもたちと会う機会もぐんと減ってしまいます。人間関係をわずらわしく思ったこともありましたが、全然会わなくなってみると、ちょっと寂しい。

 

受付係なので、来る人みんなが通る場所。ご無沙汰していたママ友や驚くほどたくましくなった子どものお友だちにも会えました。

「こんなおばさんめんどくさいかな?」とも思いましたが、知り合いの子には声を掛けてみました。いろんな子(高校生男子)から近況報告も聞くことができました。

久しぶりに会った同級生の男子が固まって、なにをするでもないけれど話をしている姿は、見ているこちらも、なんだかうれしくなりました。

 

ちなみに、わが家の高校生は隣町の夏祭りに出かけていて、すっかり遅くなってから、意気揚々と帰ってきました。お祭りに行ってたくさんの友達に再会し、久しぶりに公園で野球もやって、中学の先生にもお会いできて(非行防止のパトロールですね)、大満足のようでした。

お祭りのために塾の夏期講習を別の日に振り替えて(!)出かけて行きましたが、こんな日は一年に一度しかないからね。

実るほど首を垂れる? 

大勢の人が次々に受付していくわけですが、その中で大人の対応について気がついたことがありました。

若いお母さんほど、よく言うとビジネスライク。悪く言うと、お客さんで上から目線。

 

私たちはボランティアの受付で、お祭りに来ているみんなと同じ町内の住民。5時間にわたるお祭りの間、休憩もなくやっているわけなんですが。

その私たちに、無言で券を突きだしたり、上から目線で敬語どころか丁寧語もなし。

 

私が子持ちになったころは、先輩お母さんがたとえ年下でも、敬語を使っていましたが、今はどうも違うみたいです。以前出かけたPTAの行事でも、森や公園でばったり出会うような時も、若いお母さんたちはかなり強い態度の人が多い印象です。

 

私の時代は子育ての情報が今ほど手軽に入らなくて、知らないことだらけで自信を持てずに子育てをやっていましたが、今のお母さんは情報はたくさん持っているし、小さい子がいても仕事を持っている人が多いです。そのせい?

 

若いお母さんの受け答えとは逆に、夏祭りの常連のような還暦もすぎた奥様方は、逆に、とても丁寧な方が多くて、こちらが恐縮してしまうほどでした。

 

おしまいに  

「毎年ボランティアで来ているの」という方も何人もいらっしゃいました。仕事を始める前は、「なんと奇特な人だろう!」と心の中で思いましたが、終わってみると、何度もボランティアに来る人の気持ちもわかりました。

 

今までお祭りのボランティアと言えば、出店を出して、暑い中熱い火のそばでくたくたになって食べ物を作った経験しかありません。焼きそばとか白玉団子とか…。

自分は何も食べずに作り続けて、やっと終わったと思ったら、空腹な中後片付け。大変な思い出しかありませんでした。

 

今回は食べ物を作るのはすべて業者に委託して、仕事は販売のみ。余った焼きそばや飲み物も分けてもらえたし、当日はそのまま帰宅して撤収は翌日でした。なかなか楽しい経験になりました。