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中高生はどこで勉強しているのか? 塾の自習室利用が多い

2月にわが家の子たちのリビング学習について書きましたが、この4月に新学期を迎えてからは、2人ともほとんど塾の自習室で勉強するようになりました。

最近の中高生の自習事情について、私の周りを見まわして気がついたことをまとめてみます。私の子育て失敗談も含めて…。

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ブログの読者の方はご存知と思いますが、わが街は地方都市の郊外にある何でもない街です。田舎のわりにはかなり教育熱心な街ではありますが。

東京や関西の中高一貫の子どもたちではなく、地方の公立中高の兄弟のお話です。 

「どの塾がいいですか?」 

下の子が高校に入って、同級生のお母さんに「どの塾がいいですか?」と聞かれることがあります。

上の子が今年高校を卒業して振り返ってみると、どの塾に行ってもその子次第。大事なのは自習する時間をどうやって確保するか?ではないかと思うのです。

 

塾の無料体験授業はどこでもやっているので、授業やカリキュラムで選ぶのはそれほど苦労ないはず。 

ただ、忙しい高校生に一番役に立つ塾を選ぶ基準は、お母さんたちが高校生だった昔と比べて、ずいぶん変わっているようです。

中高生の自習する習慣 

努力する習慣 

中学生のうちは、そこそこできる子は学校や塾で授業を聞いていれば大体理解できるので、あまり勉強しないで公立のトップ校に行けてしまう子もいます。

うちの上の子も中学時代はほとんど勉強しているところを見たことがありませんでした。好きな本を読んだり、気に入ったテレビを見て、時々ゲーム…。

 

でもしかし!

大学受験まで長い目で見ると、中学生のうちから自習する習慣のある子が志望校に合格しているようでした。

 

子どもたちは「あいつは頭がいい!」とか言って地頭のいい子を持ち上げて、ガリ勉タイプを馬鹿に傾向があります。勉強ばかりせずにリア充な子の評価が高くて、ガリ勉は陰キャラなどと言われるそうですね。

大学受験が終わってみると、少々地頭が足りなくても、努力を怠らない子が大学受験においては手堅い結果を出していました。陰キャラ上等!(その後どうなるかはまだわかりませんが…)

強制か?放任か?

大学受験が終わって振り返ると、強制か放任かはどちらでもよかったみたいです。

お母さんまたはお父さんが教育熱心で、強制されて勉強を続けている子もいれば、ゲームセンター通いを続けていても、やる時はしっかりできる子もいました。 

 

だったら、私は楽な放任主義を続けようかと考えていたのですが…。 

突っ込んで聞いてみると、お母さんたちがわが子の努力と成功を信じて、はたから見ているとちょっと親ばかに見えるぐらい信用されている子が、志望校に入っている感じ。

わが家に欠けていたのは「わが子を信じ切る心」だったのかもしれません。

中学生の自習する場所

ノー勉で公立進学校に行く子も 

わが家の兄弟は同じ進学校に滑り込み合格しましたが、上の子は、上にも書いたように中学時代はほとんどノー勉。学校とはズレた好きな勉強だけをやっていました。

 

こういう子は公立中学だと、時間を無駄に過ごしてしまいがち。

大学付属の中学から同じ高校に来た子たちが中学時代に踏み込んだ研究をしていたという話を聞きますが、大事な中学時代をもう少し有意義に過ごせたらよかったかな…と今さらながら感じています。

塾の自習室でがんばる  

下の子は「自分は地頭が悪い」と自覚があったようで、部活を引退してからは、仲間と塾の自習室にこもって、塾のテキストやZ会の問題集などをどんどん片付けていました。 

 

「自習室」と言っても、ただ長机と椅子が並んでいるだけの場所。見張り役の先生が、そばにいるのでサボれないような雰囲気になっているのがよかったようです。

休日には父親と「図書館の自習室」に行くこともありましたが、塾の自習室で同級生と競い合う方がやる気が出たようです。

男の子は仲間と結託して目標に向かう時に、普段には考えられないようなパワーが出てくるようで、親の私も驚いてしまうくらい成績が上がりました。(本人としては…というレベルです)

 

夏休みの間、毎朝出かけて行って、お昼は隣りのコンビニで食べたり、自宅に戻ってきてご飯をかき込んで、「席を取られちゃう!」と慌てて戻ったり。いい仲間と競い合うようにして集中できたのが、よかったようです。

お弁当を作って持たせようかとも思いましたが、友だちとパンやおにぎりを買い食いするのが気分転換になっていたようで、栄養のことは目をつぶりました。コンビニって、カップ麺にお湯まで入れてくれるんですね。

 

同じ自習室仲間でも、お母さんに命じられてやむをえず来ていた子もいるようで、なかなか集中できずに、コンビニと自習室を往復したり…。

仲間と切磋琢磨できる場 

友だちとタグを組んで、目的に向かって作戦を練ったりできるのは、小さいころから野球をやっていたからではないかな…と私は勝手に思っています。

ただ、タグを組んでおかしな方向に全力疾走していくこともあるので、手放しで喜んでいるわけにもいかないのが難しいところ。

高校生の自習する場所 

塾の自習室 

高校生になると、わが家の周辺や高校の仲間は、塾の自習室で勉強する子が増えます。

塾で毎晩10時まで自習してから家に帰る子も多いです。高1からずっと続けている子も結構いて、そこまでやらないと受からないのかと、昔の自分と比べて、今の子たちが気の毒です。 

疲れてかわいそうだからと、車で迎えに行くお宅も多いです。親も大変そう。

 

子どもによって、塾の自習室の使い方はいろいろなようで…。

  • 運動部をやった後に自習室で10時まで
  • 部活はやらずに10時まで
  • 部活の友だちと同じ塾で自習
  • 彼女となかよく自習デート

 

自習室に通うことで困る点もあります。

  • 教材を大量に持って行く必要があり、重い荷物がもっと重くなる
  • 夕食のタイミングが難しい 

夕食をお弁当で持たせると、荷物が殺人的に重くなってしまうし、夏は食べ物が傷むのも心配。みんなの話を聞いてみると、コンビニで軽食を買って、帰宅後にも夕食。運動部じゃない子は太りそうですね。 

 

ちなみに、学校や家の近くではなく、遠くの塾に通う子もいるようです。医学部向けとか小論文とかの特殊な授業を受けたくて行くようですが、交通費も時間もかかるのに、大した頑張りです。

図書館や学校の自習室 

公立図書館や高校の自習室を使う手もありますが、わが子たちの話を聞いていると、終わりの時間が早すぎるので、結局役に立たないのだそうです。

部活がなくて自習を始める時刻が早い子なら、ある程度の時間は確保できるのかもしれませんが…。

 

図書館の自習室は、テスト前はほかの高校の子たちも来て満席になるし、おしゃべりしたり昼寝している子も多く、わが家の子たちは最近はほとんど行かなくなりました。

塾選びの基準

これから夏休みにかけて、塾の夏期講習や無料体験講座があるので、試してみて良さそうな所を選ぶのがいいかもしれませんね。

余裕のある子や高校が放任主義で宿題が少ない場合は、授業をたくさん取れますが、1コマだけとか最低限のコースだけ取って、自習のために毎日通う子も多いです。

映像授業の塾 

今どきの高校生向けの塾はパソコンの画面で録画された映像授業を見る形式のものが多く、子どもの予定に合わせて自由に時間を設定できます。全国的にも有名なのが林修先生で有名な東進。

塾によっては、自宅のパソコンで授業を受けられるところもあるので、わが家のように学校と家が離れている場合は便利でした。

 

映像授業の塾は、パソコンを睨むだけでは子どもたちの管理ができないので、グループディスカッションをさせてみたり、いろいろと工夫しています。

グループのメンバーが同じような水準の高校生だと成果も上がりますが、全然違う子が進捗状況や悩みを語り合うようなことになると時間の無駄。 

 

わが家の上の子は家の近くの校舎を選んだので、同じ高校の子は少数派でした。

相談窓口の先生も頼りなくて、わが子が考えていた大学の受験情報には詳しくなく、ブランクが何十年もある素人の私の方がずっと知っていることが多かったりして、親子そろって相談もしなくなりました。

 

映像授業の塾を選ぶ場合、同じような子と切磋琢磨するためにも、自分の学校のそばにある校舎に通うのがおすすめです。ただし、高校が家から遠い場合は、本人は学校帰りに寄れますが、親が保護者会に行くのが遠くて大変です。

 対面授業の塾 

わが街のように田舎だと、対面式の塾は少数派です。

対面式のメリットは、なんと言っても子どもが居眠りしないこと。

 

ただ、部活などで忙しい高校生がスケジュールを合わせるのは難しいし、映像授業なら東京で録画したものを地方でも使いまわせるから塾にとっても割安だし。いろんな事情から、対面式はこれからもっと減っていくのでしょうね。 

 自習室利用を目的に塾選び 

うちの周りの子どもたちを見ていると、「塾に行く目的は自習室で勉強すること」という子が多いようです。

塾によっては、授業を取らなくても自習室利用だけのコースもあるんだとか。

 

一口に自習室と言っても、塾により校舎により違うようで…。

  • 映像授業が目的なので、ブースがものすごく狭い
  • 高3生優先で、高1・2生用の自習室はうるさい
  • 高3生とも一緒の席で、緊張感があっていい
  • いろんな高校の子が集まり過ぎてうるさい
  • ついたてがある机
  • 大テーブルで向き合って座る
  • 学校の教室のような机の並び
  • 自習室が何種類かあって選べる
  • 自習室が少なくてすぐに満席になる

などなど、事情が違うようです。

わが子たちに聞いてみたら、ついたてのない机の方が、眠くなりにくいのだそうです。人目が気になるから?

 

新米お母さんたちは「どの塾のどの先生がいいのか?」ということを気にしがちです。もちろんそれも大事だけれど、

  • 自習室利用がどうなっているか
  • その校舎の進学実績は?
  • チューターの大学は?

ということも考え合わせて、わが子が緊張感を維持しながら集中できる場所を選ぶといいのでは? 

 

ちなみに、浪人中の上の子は、毎朝予備校に行って、授業を受けた後は閉館時刻まで自習して帰ってきます。

最近の予備校は、模試の結果が出たら保護者にメールが来るし、授業の出欠状況もスマホで確認できます。実質的にちゃんとやれているかどうかは、神のみぞ知る?

フランチャイズに注意

 

私が子どものころは、県内で東・京・医大を目指す子は一か所の塾に集中していましたが、最近は校舎が分散していて、有名塾の看板を掲げたフランチャイズ経営もあります。

経営が違うと、同じ看板の塾でも、振替や自習室利用などの融通も利きません。近いからと言う理由でハズレ校舎を選んでしまうと、適切な指導も受けられずに放し飼いになってしまいます。

おしまいに 

わが家の兄弟は他人様に自慢できるほどの優等生ではありませんが、一般人の塾選びの参考になるかと思い、まとめてみました。

 

高校生は時間がないし疲れることも多いので、自宅に帰って勉強しようとしても居眠りしてしまう子も多いのでは?

私自身の高校時代は、帰宅後に少し寝てから自室で勉強していました。昔は塾の自習室なんてありませんでしたし。うちの子たちはいったん寝てしまうと朝まで寝てしまうことが多いです。根性が足りないのか…。

 

毎日塾の自習室で最後まで勉強していても、授業中はほとんど寝ている子もいるようです。授業が簡単すぎて寝ているのか、それとも本末転倒になっているのか…。それは本人に聞いてみないとわからないですね。

 

お子さんによっては、自宅でちょっとやるだけですばらしい成績の子もいるので、うらやましい限りです。大学受験までずっとリビング学習の先輩もいました。

逆に、裕福なお宅の優秀なお子さんは、新幹線で都会の有名塾に通う例もあるんだとか…。

 

 うらやましがっていても仕方がないので、庶民の家庭の凡人はコツコツ努力するのみ。私は怠け者な母親なので、できるだけお金がかからなくて良さそうな場所を用意してあげるぐらいしかできませんが…。 

 

 

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