虫はともだち

虫の絵本や図鑑の紹介、写真撮影など、いろいろ…

虫が好きな子におすすめの自然公園や博物館(関東周辺)

わが子たちが小さいころに出かけた中で、虫好きなお子さんが喜びそうなところを書き出してみました。自然豊かな場所で昆虫採集や虫探し、虫の博物館などなど。

主に神奈川にお住まいの方の行きやすい場所を選びました。東京方面も…。

 

自然がいっぱい・虫の観察が楽しい場所

以下、私のおすすめ度の高い順番でご紹介します。

神奈川県立観音崎公園(神奈川県)

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神奈川県横須賀市鴨居4-1262 

三浦半島の先端で、大変風光明媚な場所。山の遊びも海の遊びも、アスレチックもあります。山の斜面を利用した長い長い滑り台があります。昆虫探しだけでなく、釣りや磯遊びも楽しいです。公園内にある観音崎自然博物館は、さまざまな生きものの観察会も開催しています。

広大な公園で、駐車場からアスレチックまでが遠いので、車の移動を工夫する必要があります。 

www.kanagawaparks.com

舞岡公園(神奈川県)

神奈川県横浜市戸塚区舞岡町1764

一般的なピクニックのできる公園スペースと、昔の谷戸を保存して完全無農薬で稲作や畑作を行っている地区があります。雑木林と移築された古民家があり、タイムスリップした気分になります。

小谷の里が事務局になっており、自然観察や稲作体験などのコースがあります。子どもも大人も稲作を学べます。ここの稲作は、今どきの機械を使わず、手作業で田植えから稲刈りまで行います。

いろんな生き物を観察をしに遠くからも愛好家が集まります。 

舞岡公園 公式ホームページ

新治市民の森(神奈川県)

神奈川県横浜市緑区新治町・三保町

広葉樹林と針葉樹林、稲作や畑作ゾーンがあって、広く緑が残っており、ここから湧くと思われる水もきれいなので、生きものの層がとても厚いです。

愛護会の方々が保全活動や啓発活動もしていらっしゃいます。

新治市民の森ガイドマップ(横浜市環境創造局)

にいはる里山交流センター

愛川町中津川(神奈川県)

神奈川県愛川町

宮が瀬ダムから流れる中津川が愛川町の北から南へ流れています。水もきれいだし、周辺に雑木林や田んぼが多く、自然環境が豊かです。「かながわの宝物」と表現されている方もいらっしゃいますが、まさにそんな感じです。いつまでも残ってほしい地域です。

あいかわ自然ネットワーク/神奈川県愛川町環境市民団体

川遊び中心ならこちらへ。

川遊び(2):田代運動公園 中津川河川敷

横浜自然観察の森(神奈川県)

神奈川県横浜市栄区上郷町1562-1

横浜南部から鎌倉につながる広大な緑地帯の一部にある観察やハイキングのためのコース。山、草はら、池や川など、多様な環境が楽しめます。観察センターがあって、観察会も開かれています。

余裕があれば、「上郷森の家」にお泊りして、仲間とめいっぱい森を堪能するのもおすすめです。 

横浜自然観察の森

鎌倉中央公園(神奈川県)

神奈川県鎌倉市山崎1667番
鎌倉の豊かな自然を生かした里山公園。一般的なピクニック用のエリアもあり、耕作ゾーンもあります。
駐車場が狭いので、予約制だし、身障者や就学前の子ども優先です。もっと行きたかったのですが、子どもが小学生になってからは、駐車場が使えないので足が遠のいてしまいました。

鎌倉の公園 | 公園へ行こう | 鎌倉中央公園 

泉の森(神奈川県)

神奈川県大和市上草柳1728番地

引地川の源流の森。私の印象としては、雑木林はどちらかというと針葉樹林が多い印象です。水辺が魅力的な公園で、カワセミなどの野鳥の観察ができます。

 私たちはショッピングに行くついでに、よく立ち寄りました。

泉の森 « やまとナビ-NAVI-神奈川県大和市のスポーツ・よか・みどり情報サイト

久良岐公園(神奈川県)

神奈川県横浜市港南区上大岡東3-12-1

ここは、子育て業界(?)では、「広大な敷地にたくさんの遊具があるのが魅力的な公園」というふれこみの公園だと思いますが、自然環境にも恵まれていて、雑木林と水辺があるので、いろんな虫も見つかります。

下の子もいたりすると、こういう公園の方がいろんな遊びができそうですね。

久良岐公園(1000円もって公園へ行こう!) 

神奈川県立四季の森公園(神奈川県)

神奈川県横浜市緑区寺山町291 

「四季の森」というだけあって、盛りだくさんな公園です。谷戸を活かした自然公園ですが、ステージもありますし、遊具や菖蒲園も。ホタルも出るそうです。

わが家はあまり行きませんでしたが、仲良しの虫とり一家がここがお気に入りでした。新治市民の森のわりと近くにあります。

www.kanagawaparks.com

鎌倉ハイキングコース(神奈川県)

鎌倉市/散策・ハイキング

鎌倉はご存知の通り、山が海に迫って、その中に多くの名所旧跡が点在しています。ハイキングコースがたくさん設定されているので、観光とハイキングとショッピングまでできて得した気分になります。

山道など奥に入り込んで歩いてみるとわかりますが、本当に奇妙な地形で、そういうものを見るだけでも楽しめます。テレビに出てくるような鎌倉市街は開発されていますが、ちょっと入り込むと手つかずの自然がたくさん残されています。

 

歩いていると、たくさんのハイカーに出会います。

www.google.com

国立科学博物館 附属教育自然園(東京都)

東京都港区白金台5-21-5 

東京のど真ん中にぽっかりと残された広大な雑木林と水場。外の白金のコンクリートジャングルとは、全くの異空間です。江戸時代に大名屋敷だったころの面影を残しながら、現在は極相林として常緑樹が多く暗い森です。

孤立林ですが、ある程度の規模があるため、この中でさまざまな生きものたちが命をつないでいて感動的です。

ついでに、近くの寄生虫博物館に立ち寄ってみては?

附属自然教育園 Institute of Nature Study

昆虫の展示のある施設 

多摩動物公園 昆虫館(東京都)

東京都日野市程久保7-1-1 

動物を展示する動物園としてももちろん立派な所ですが、虫が好きな子には昆虫園のチョウの温室がおすすめです。園内で飼育した南国のチョウたちが広い温室内を乱舞しています。大型のオオゴマダラの優雅な飛翔は見ていてうっとり。

チョウの温室以外にも、企画展示や工作コーナーでも楽しめます。

かなり広大な敷地の動物園なので、動物コーナーも全部見ようとすると、小さい子は歩くだけで疲れてしまうかも…。

bqspot.com

国立科学博物館(東京都)

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東京都台東区上野公園 7-20

ここは、関東で子育てしている人なら一度は行った方がいいすばらしい博物館ですね。何度か行きましたが、結局全部見て回ることはできませんでした。近くで何度も行ける人がうらやましいです。

www.kahaku.go.jp 

神奈川県立生命の星・地球博物館(神奈川県)

神奈川県小田原市入生田499

「地球誕生の秘密に迫る」のがメインテーマで、地学関係の展示が目を引きますが、生きものについてもいろんな角度からの展示があります。ちょっと郊外で土地に余裕があるせいか、どの展示も豪華で立派です。

箱根に行ったついでの立ち寄り先として、ぜひおすすめの博物館です。 

神奈川県立生命の星・地球博物館

オムラサキセンター(山梨県

山梨県北杜市長坂町富岡2812 

オオムラサキの全国一の生息地である北杜市にある、オオムラサキと触れ合うことができる施設です。

「びばりうむ長坂」という大きな飼育施設があり、オオムラサキが自然に近い状態で飼われています。食樹のエノキやクヌギが植えてあって、幼虫や成虫が目の前で見られます。野外には、自然林があって、スズメバチたちと一緒に樹液に集まるオオムラサキも見られます。施設内の企画展も魅力的でした。

「今年のオオムラサキはどのくらい出たか?」を電話やメールで確認してから出かけるのをおすすめします。オスが先に羽化して、メスが後に続きますが、行く時期が遅いと、メスしか見られないこともあります。

ちなみに、全国一の生息地というだけあって、この施設の近くのクヌギ林に行けば、運がよければオオムラサキの滑空や樹液に集まる様子が見られますよ。

oomurasaki.net 

観音崎自然博物館(神奈川県)

神奈川県横須賀市鴨居4-1120

県立観音崎公園の中にある博物館です。展示や観察会もがあります。 

観音崎公園自体が、あまりにも海も山もアスレチックも軍事遺跡群も素晴らしく、自然豊かで広大なので、ちょっと博物館はかすんで見えてしまいます。

一度、ここのチョウの観察会に参加しましたが、参加者が3名と少なかったせいか、採集や標本など、思いのほかいろんなことを教えてもらうことができました。この観察会で、「なんとなくチョウが好き」だった子が「ものすごくチョウが好き」な子に変身しました。観察会はガイドさんとの相性もありますね。

博物館概要 << 博物館案内 << 観音崎自然博物館 

相模川ふれあい科学館 アクアリウム相模原(神奈川県) 

相模川の自然に親しめる、川の生き物たちの水族館です。川の魚や両生類・水生昆虫や川を利用する科学・技術の展示、環境保護など、水の自由研究や川で捕った生き物のことをよく知りたい子には、わかりやすくて楽しい科学館。

オオサンショウウオの飼育展示があったのが印象的でしたが、2015年に亡くなってしまったようです。

周辺環境も自然豊かなので、ヤマトタマムシを拾った記憶があります。暑い時期は、科学館の前にあるじゃぶじゃぶ池(人工の浅い水場)で小さい子たちは水に入っていました。

平成26年(2014年)3月26日にリニューアルオープン。

相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

相模原市立博物館(神奈川県)

神奈川県相模原市中央区高根3-1-15 

こちらは、昆虫とか生き物に特化した博物館ではありませんが、川と自然とのつながりが等身大の模型で展示されています。生きもの本体だけではなく、地形や人為的に作られた環境(里山)と生き物のつながりがわかりやすい展示です。

プラネタリウムもあって、子ども向け番組も大人向けもあります。

街中にあるので、お出かけのついでに立ち寄りました。

相模原市立博物館

ファーブル昆虫館 虫の詩人の館(東京都)

東京都文京区千駄木5-46-6

館長さんはファーブルの著書をたくさん翻訳していらっしゃるフランス文学者であり作家の奥本大三郎氏。たくさんの昆虫についての著書があり、本当に虫がお好きな方だと思います。

ファーブルのことや昆虫のことが学べる資料館です。土日の午後のみ営業。 

NPO法人 日本アンリ・ファーブル会 

サガミ 蝶のひろば(神奈川県)

横須賀市衣笠町45-19

観音崎に行ったら、立ち寄ってみたいのが株式会社サガミの蝶のひろばです。

行ってみると驚きますが、何の変哲もないガス会社のビルの2階に標本展示室があります。当時の社長さんが、地域への社会貢献のために個人の標本を公開されたのだとか。

私も友人に話を聞いた時は「個人の標本って…大したことないんじゃない?」と思いましたが、普通の博物館もびっくりの充実ぶりです。

地域の人のためだから、あまり遠くから押しかけるのはご迷惑でしょうか。

サガミホールディングスの企業サイトです。 | LPガス事業・リフォーム事業・水の宅配事業・太陽光発電/エネファーム・通販事業・海外事業・飲食事業

個人の方のブログですが、わかりやすいものを見つけました。

うみかぜSTYLE ちょっと寄り道!(株)サガミ・蝶のひろば 

目黒寄生虫館(東京都) 

東京都目黒区下目黒4‐1‐1

寄生虫だけをテーマにした都会のど真ん中にある博物館です。

ホルマリン漬けの寄生虫標本が並び、人や魚に寄生する生き物について学べます。内容だけ聞くと、かなり陰気な場所かと思われそうですが、なかなかおしゃれなディスプレイで、なぜだか東京のデートスポットでもあります。奇妙な生きものに奇声を上げる自由研究のネタ探しに来た小学生たちの隣りで素敵な男女がデートしていたりします。

目黒の自然教育園のそばにあるので、ついでにいかがですか。

公益財団法人目黒寄生虫館公式サイト

都立東京港野鳥公園(東京都)

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東京都大田区東海3-1

東京港に面した広大な公園と資料館があり、鳥だけでなくさまざまな生きものの観察ができます。

公園内には、汽水域、淡水池、小川、森林など多様な環境があります。シギ・チドリ類、カモ類といった水鳥や小鳥類、オオタカなどが公園を訪れ、年間120種類前後、開園以来226種類の野鳥が見られます。

池の横の観察小屋や遠くまで見渡せる展望室など、初心者でも野鳥の観察がしやすいように工夫されています。一般の池や川だと、人間の気配を感じて鳥が逃げるので、野鳥の観察は小さい子には難しいことが多いので…。

ネイチャーセンターの展示もおもしろいものが多く、ガイドさんが解説もしてくれます。

野鳥だけでなく、水辺の生物、カニをはじめとする干潟の生物、草地や林にすむ虫などの観察にも適した場所です。

ようこそ、野鳥公園へ - 東京都立東京港野鳥公園

 

ちょっと遠いですが…

千葉県立中央博物館(千葉県)

千葉県千葉市中央区青葉町955-2

ここも、虫や生きものに特化した所ではありませんが、おすすめの博物館です。

博物館の周辺の広い敷地を生態園として保全してあり、さまざまな生きものに会えます。虫やクモが居つきやすい環境になっていて観察もしやすいです。

野鳥観察施設やさまざまな観察会も開催されています。

平成15年4月から行われている「房総の山のフィールド・ミュージアム」プロジェクトも興味深いです。

千葉県立中央博物館 - 千葉の県立博物館 

ぐんま昆虫の森群馬県

群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1 

全国的にもユニークな「昆虫」をテーマにした体験型教育施設。

里山や小川などの自然環境を再現。 昆虫観察館で、虫に触れあったりクラフトや調べ物をしたり…。オオゴマダラが飛び交うチョウの温室もあります。

ぐんま昆虫の森|昆虫の体験型教育施設

名和昆虫博物館岐阜県

岐阜県岐阜市大宮町2-18 

「現存する日本最古の昆虫専門博物館」と、ホームページにもある通り、1919年(大正8年)10月26日の開館です。古いので、今どきのピカピカな建物に慣れた子にはちょっとおどろおどろしい場所ですが、世界の美しいチョウやかっこいい外国のカブトやクワガタの標本が出迎えてくれます。初代館長さんが発見されたギフチョウの生態展示もあります。

それほど規模が大きくないので、昆虫クイズを楽しみながらわりと短時間で見て回れます。岐阜城とリス村の観光の帰りにいかがですか。

www.nawakon.jp 

四万十川学遊館 トンボ王国 (高知県

 高知県四万十市具同8055-5

四国にある一年を通じてトンボを見ることができる自然公園でありトンボの保護区です。学遊館には、トンボと魚の展示館もあります。

私は高知県にすら行ったことがないのですが、広大な敷地に74種類のトンボが見つかっているのだそうです。

いのち輝く トンボ王国 -四万十市トンボ公園- 

おしまいに

開発が進み環境のいい場所がどんどん減っていきますが、探せばいろんな場所が見つかります。愛護会などがあって、自然が適切に維持管理されて、ルートもある程度しっかりしている場所を選んでみました。

しばらく行っていないので、もしも状況が変わってしまっていたらすみません。

 

実は、私たち親子が一番よく通った雑木林やホタルの川、カワセミの川は、上のリストにはありません。一般公開された場所ではなかったり、頻繁に通うことで関係者と仲良くなって、奥まで入れるようになった場所だったので、ネット上では内緒です。

身近に行きつけの場所が見つかるといいですね。

 

今回はリストにあげませんでしたが、尾瀬などの高層湿原や高山のお花畑もとても楽しく虫見ができる場所です。保護区の場合がほとんどなので採集禁止ですが、希少種も多く、見ているだけで捕らなくても十分楽しいです。

 

ちなみに、関東にいた時は愛川町の昆虫層の厚さに驚きましたが、今、ほかの地方に住んでみると、愛川程度の水辺や田んぼはそれほど苦労しなくても見つかります。いかに関東地方の自然が四面楚歌なのかを実感します。

 

 

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※追記

この記事は「悩める子育て」ブログを書かれているズボラ母さんのこの記事(↓)に影響を受けて書いてみました。 

記事内で、「好きなことを深めるとよい」というご指摘があります。確かに、私の虫とりは最初は「これを軸に体力や知力を伸ばしてやるぞ」という下心いっぱいで始まりました(^^;) そんな風に言われたことは初めてです。鋭い!

vt-maguna.hatenablog.com