虫はともだち

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子育てファミリーカーに必要な機能 母親目線で

子育てしていると、車に助けられることはいっぱいありますね。

私が子育てを始めたころと比べて、最近の車はお母さんたちの要望をしっかり取り入れたものがたくさんあります。

母親目線から「子育て世代のファミリーカーでこれは譲れない!」という点を集めてみました。 

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便利なのが一番

なんといっても電動式スライドドア

これは、ファミリーカーの必須アイテムになっていますね。

私も、両側電動スライドの車にしてから、本当に楽になりました。電動は片側だけでもいいじゃないかという人もいますが、絶対両側電動の方が楽ちんです。

  • 重い荷物を降ろさなくても、指一本でドアが開く。
  • 狭い駐車場でも、出入りができる。車に傷がつかない。
  • ドア全開で作業ができる。(普通のドアだと、狭い駐車場で前開は無理)
  • 強風や傾斜地でもドアの開け閉めが安定している。

プッシュスタートは楽!インロック防止にも

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キーがカバンの中にあれば、ロック解除もエンジンスタートもボタン一つ。

これに慣れると、もう元のキーにはもどれません。

昔はインロックをよくやらかしましたが、今は、キーが車内にあってはロックできないので、失敗してロードサービスを呼ぶこともなくなりました(^^;)

バックドアの全開は困る

バックドアは、ほとんどがガバッと上に開く構造になっていますね。これは不便です。

駐車場の後ろが狭いと、バックドアを全開して、後ろの壁やポールにこすって傷がつくことが多いです。

バックドア全開だと、買い物した小物が外に落ちやすく、買ったものの入れ方にも気を配らなければなりません。

以前乗っていたホンダの車はバックドアのガラス部分だけがカパッと上に開きました。ドア全体はガバッと普通に全開できる構造。買い物の荷物はガラス部分を開けて入れられて便利でした。

今の車はバックドアが全開になってしまうので、結局買い物荷物は後部座席に乗せることが多くなりました。小さい子がいてチャイルドシートが後部座席にある場合は、この手は使えませんね。

全開がいやで、ステップワゴンの観音開きのバックドアを選んだママ友もいます。

子どものために

室内ミラーはちゃんと見えるか?

後に乗っている子が寝ているのか、すぐにわかる室内ミラーは大切です。

室内ミラーは普段は後続車両の確認用に使用しますが、ミラーの下に切り替えスイッチがついていて、スイッチを切り替えて鏡の角度を変えると後部座席がよく見えるようになっています。

私が今乗っている車は、運転しながらこのスイッチに手が届きません。車が停車中に身を乗り出してスイッチの切り替えをしなければなりません。これは不便!

手が届かない代わりに室内用の広角ミラーがついていますが、夜は車内が暗くて全く見えません。これは失敗作! 

首当てが欲しい

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小さい頃はチャイルドシートやジュニアシートの首当てがありますが、子どもが大きくなっても、首当てはあると便利です。

首当てがないと、子どもが寝ていてパタンと横に倒れてしまいます。アルフォードなどの高級ミニバンには首当てがヘッドレストについているものもありますが…。

ひじ掛けが後部座席の中央にある車だと、それをちょっとだけ倒して首当ての代わりに使えます。本来の使い方ではありませんが、おすすめです。 

車高が高いと着替えも楽々

子どもというものは、着替えをする機会がたくさんあります。

赤ちゃんはおむつ替え、小さい子は汚すから着替え、大きくなっても、野球のユニフォームを普段着に替えて塾に直行など。

車高が高いと、大人が小さい子を着替えさせるのも、中高生が着替えをするのも楽にできて助かります。

サスペンションは試乗で確認

地面の衝撃を緩和することを優先すると、車体がふわふわした乗り心地に。子どもによっては、車を変えたら車酔いするようになる場合もあります。

家族全員で、できるだけ長めに試乗して感触を確認することをおすすめします。

わが家は、以前ガタガタ衝撃が強い車に乗っていて、今の車に買い替えました。「はじめはガタガタしなくていい車だ~」とみんな喜んでいましたが、すぐに「ふわふわして気持ち悪い」と子どもたちが言い出しました。

部活やスポーツ少年団の送迎に

子どもが小学校に入ると、野球やサッカーの送迎に車を利用することも多くなります。

一度に中学生を5人くらい乗せられる車が便利です。ビッツやポルテで送迎に来る人もいますが、ちょっと肩身が狭そうです。

でも、大きめの車を買ってしまうと、なにかと「送迎係」にされて便利に使われてしまうリスクもあります。

自転車が載せられると便利

大雨や雷で、自転車で出かけた子どもを迎えに行くことがあります。

荷台に自転車を載せて帰ることができれば、後から取りに行く手間がなくなります。中高生の通学用自転車はノアやヴォクシーならぎりぎり2台まで載せられます。

ご近所の女の子は、自転車で出かけて、帰りが遅くなるとお母さんが車で本人と自転車を引き取りに行っています。

汚れ防止対策

内装の色は土の色に合わせる 

お住いの街の土は白いですか?黒いですか?

関東のように地面が黒い街は内装の黒っぽい車がおすすめ。中部以西の土が白い街で乗る時は白い内装がおすすめです。

黒や濃い色はいろんな汚れを隠してくれそうですが、白い砂がつくとかえって目立ちます。

野球の送迎で車を使うと、車内は砂だらけになります。砂が目立つからって目くじら立てたくないですね。

黒い車は黄砂で汚れる 

最近は黄砂の量が以前よりも増えているのが車につく汚れからも実感できます。

車の色はオーナーさんの好みで決まると思いますが、黒っぽい塗装だと黄砂がひどい日の翌日は驚くほど汚れている車を見かけます。

屋根つきの駐車場だったり、マメに掃除ができる環境ならば、そんなことも気にならないかもしれませんが、出かけようとして砂だらけというのも悲しいのでは?

アウトドア対策

シートを倒して仮眠したい

登山やバードウオッチングなどで車中泊をする時は、シートを倒して水平にできるのはとても助かります。

宿を取るほどではないけれど、お出かけしたいときに、とても役に立ちます。子どもたちが習い事で忙しくなると、なかなかゆっくりと休みを取って出かけることもままならなくなります。

 虫とりには低床は向かない 

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最近は小さい子も乗り降りしやすい低床の車が流行りですが、 川原や草ぼうぼうのところを入っていくときは、床面が高くて、バンパーの素材もしっかりした4WDがやっぱりおすすめ。

パンパーが黒いゴムのような素材で作ってあると、草や枝で車が傷つきにくいし、多少の水たまりもガンガン行けます。

まあ、駐車場に車を止めて現地まで歩いていけば済むことではあります(^^;) 

お母さんも運転しやすい車

家に車が2台以上ある場合、大きい方をお母さんが運転するのか小さい方にするのか、家庭の事情によって変わると思います。

大きい方の車もお母さんが運転しやすいように、最小回転半径横幅が大きすぎないものを選んだ方が後々いろいろなことに使えます。 

メンテナンスの利便性

ディーラーが近いのがいい 

私は車に詳しくないので、何かがあるとすぐにディーラーに相談に行ってしまいます(^^;)

車を買った時は、トヨタもホンダもニッサンも徒歩圏内にあったので、深く考えませんでしたが、引っ越した先はディーラーは徒歩圏内には1社しかありませんでした。

そういったことも考えて車を選ぶのも、アリかなと思います。 

ディーラーのサービス 

今の車を買ったディーラーは、半永久的に洗車を無料でやってくれるというサービスがついていました。背の高い車を洗車するのは結構面倒です。

 引っ越してしまったので洗車サービスはほとんどやってもらうことがありませんでした。まったくもって惜しい話です。

値段交渉  

ファミリーカーは奥さんの意見が強く反映されます。ディーラーの担当者も奥さんの要望をとても気にします。

お父さんとお母さんの役割分担を決めて、「お母さんがうんと言わないから」と最後まで粘ると購買価格もさらに下げてもらえるかも。

こういう時は女の武器を使ってみて。「なんとなくイメージが合わないから、〇〇社の〇〇の方がいいかなぁ」「雰囲気がどうも」など、お母さんの頑張りどころ…かも。 

もっと理論的に交渉できるお母さんは、どうぞお任せします(^^;)

おしまいに 

運転は下手だし、車の性能の詳しいことはわかりません。 

そういうダメ主婦でも使いやすい車ってどんな車?というお話でした…。

 

 

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