『クモくんのにっき』 クモの楽しい絵本をご紹介
『クモくんのにっき』
クモくんと仲のいい家族、お友だちのハエちゃんが繰り広げる、くすっと笑ってしまうシーンがいっぱいのかわいい絵本です。
- 作者: ドリーンクローニン,ハリーブリス,Doreen Cronin,Harrt Bliss,もりうちすみこ
- 出版社/メーカー: 朔北社
- 発売日: 2010/06
- メディア: ハードカバー
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あらすじは…。
クモくんの日記として、日付を追ってお話が進みます。
おじいちゃんが参観日に、「クモは昆虫ではない、昆虫は脚が6本しか」「クモがこの世にいなかったら、昆虫が世界を征服するじゃろう」「蝶はバーベキューソースをつけると味が良くなるぞ」って教えてくれました。
体育の時間に風に乗る練習をしたり(クモはバルーニングで巣立ちます)、公園で人間にいたずらしたり、人間の掃除機から避難する訓練をしたり。
おじいちゃんは、お尻から糸を出して、旅に出て、海を渡ってパリに行ってしまいます。どうやって帰ったかと思ったら、ファーストクラスの飛行機に乗って無事帰還。
ページをめくるたびに、笑える展開が待っています。
クモの生態に基づいたお話だし、笑いのオブラートに包んで、実際の暮らしぶりを紹介しているのですが、絵がかわいらしいし、とにかくユーモアたっぷりなので、怖さゼロで、みんなが楽しめます。
クモの話って、いたずらに「ぎゃー」と騒ぐようなものが多いので、まことに好感が持てる絵本です。
同じ作者で「ミミズくんのにっき」というのも出ているようでが、現在は購入はできないようです。図書館などでどうぞ。
- 作者: ドリーンクローニン,ハリーブリス,Doreen Cronin,Harry Bliss,もりうちすみこ
- 出版社/メーカー: 朔北社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 大型本
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クモのお話を集めてみました
これは、最終的にはクモを受け入れてくれるんですが、どちらかといえばアンチクモ派の絵本です。
クモの網についての本をいくつか…
クモの網を、青く塗ったボール紙に採集して作った標本です。こんなに網が美しいとは知りませんでした。
船曳さんのサイトはこちら。→http://homepage2.nifty.com/spider-web-art/
クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET)
- 作者: 船曳和代,新海明,住友和子編集室,村松寿満子,七字由布
- 出版社/メーカー: INAXo
- 発売日: 2008/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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クモは種類ごとに網の形が違います。網を見れば家主がだいたいわかります。