『1001ぴきの虫をさがせ!』
いろいろなシーンでの虫を探す絵本です。1ページにいくつかの虫が複数隠れているので、書いてある数だけ見つけられるか、探していきます。
- 作者: エマ・ヘルブラフ,テリ・ガウアー,荒木文枝
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: ハードカバー
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見開きごとにシーンが変わり、その環境にいそうな虫たちがかくれんぼ。「砂漠にこんなにたくさん蝶がいるのかな?」といった突っ込みどころも満載ですが、実物に近いイラストなので、図鑑を見ているようで楽しいです。
やってみると結構難しい! 逆に、子どもたちの方が、簡単に探せるのかもしれません。
シーンは14つ。花壇、岩だらけの荒野、熱帯の木の上、地下、砂漠、庭の物置、ジャングルの地面…と続きます。外国の絵本ですから、登場するのは外国の虫たちですが、日本の虫たちをちょっと派手にした感じなので、子どもたちに違和感はないと思います。
同じような探し物のシリーズに「ミッケ」がありますが、ミッケには昆虫の本はないようです。ミッケのシリーズと比べると、この本の方が「地に足がついた感じ」がします。
「ウォーリーを探せ」のシリーズとも被るかな、と思いましたが、ウォーリーは一度見つけてしまうと覚えてしまって、子どもが飽きてしまいますが、この本は数えるのが仕事なので、一度で飽きることはないのでは?
雨の日や、外に出られない時、外出時、帰省時などに。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊べる絵本です。
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このシリーズは、全部で8冊出ているようです。
最新刊の「たのしいお休み1001のさがしもの」の、お休みって何だろうと思ったら、レジャースポットに探し物に行くようです。飛行機、プール、遊園地、パレード、スキー場、キャンプ場……。
「お城と騎士 1001のさがしもの」が6月22日発売予定です。