今森光彦さんの虫の切り紙の本
今森 光彦 さんは、昆虫写真家として有名な方ですが、切り紙作家としても素晴らしい作品がたくさんあります。
↓ 昆虫の切り紙の作り方の本は…
第一弾「切り紙昆虫館」(童心社)
第二弾「わくわく切り紙昆虫館」(同上)
第三弾「昆虫の立体切り紙」(ヴォーグ社)
第一弾と第二弾はシリーズで同じ出版社から出ています。昆虫の種類別というわけでもないようで、私の印象では、第一弾が硬派な虫たち、第二弾は華やかな虫たち、という感じ?
型紙をコピーして折り紙に重ねてホチキス止め。半分に折って、ハサミでチョキチョキ。
昆虫の専門家ならではの虫の切り紙は、手足の節までリアルに再現されています。
虫好きな子どもだけではなく、大人も十分に挑戦する価値のある切り紙です。
虫本体を切るだけではなく、ゲンゴロウのお尻から出る水の泡や、クモの網など、まわりのものも切り絵に。虫とセットで飾ると、素敵なインテリアになります。
↓こういうハサミで切るんですね。
アネックス(ANEX) 手芸用精密ハサミ 直型90mm No.190
- 出版社/メーカー: 兼古製作所
- メディア: Tools & Hardware
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わが家の子たちは、この本が出る前に虫大好き期(?)を過ごしていたので、オリジナルで蝶やカブクワを切っていました。幼稚園でも、とても流行っていました。
第一弾の「切り紙昆虫館」を購入しましたが、自分が好きなように切るのに慣れてしまっていて、ていねいに指示通りに切るのは気に入らなかったらしく、ちょっと試して飽きてしまいました(^^;)
もう少し早くこの本が出ていたら、わが家の虫切り技術も飛躍的に上がったかもしれません。
虫好きな子の、雨の日や冬場の遊びにぴったりな工作です。
↓ 切り絵を使った絵本が人気です。
あいうえお順に、歌うような文章と繊細な切り絵が続きます。
今森さんが切り絵の達人と知らなければ、細かいイラストだと思ってしまうような切り絵の虫たち。陰影や毛穴まで、切るだけで表現されています。
大人は切り絵の技術に感心しますが、子どもには流れるようなお話がカルタのように続いて楽しめる絵本です。
↓ 虫だけではなく、自然や動物の切り紙の本も…
可愛い型紙が、ちょっとしたインテリアやプレゼントにぴったり。虫が嫌いな人にも喜ばれそうです。
今森光彦のやさしい切り紙―ひらいてワクワクたのしい! (角川SSCムック)
- 作者: 今森光彦
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: ムック
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↓ 切り紙の作品集。芸術作品です。
里山の写真もそうですが、今森さんの作品は、上品で優美な感じが素敵です。
↓ 別の作家さんの切り紙・切り絵の本も探してみました…