『みちくさしようよ!』
「みちくさしようよ!」は、6月24日発刊予定のとても楽しみな絵本です。(現在は、予約受付中)
男の子ふたりの兄弟が虫とりに行くシリーズの第四弾。
第一弾「むしとりにいこうよ!」
第二弾「ふゆのむしとり?!」
第三弾「いそあそびしようよ!」
第四弾「みちくさしようよ!」
アマゾンの紹介文を拝借しますと…、
“おにいちゃんといっしょの帰り道。ちいさな畑にはモンシロチョウ。神社には小さなカエル。アリを観察したり、葉っぱでよく飛ぶひこうきをつくったり……。
自然とのふれあいの楽しさをつたえる大好評の絵本第4弾“ と書かれています。
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カブト・クワガタだけが虫とりじゃない。身近な虫たちとのふれあいが楽しいシリーズです。
フィールドに行って、どんな風に虫を探したらいいのかわからない小さい子への指南書でもあります。
ふんわりとしたかわいらしい絵なので、虫が苦手な子にも怖がられないのでは?
虫に詳しいお兄ちゃんが、しつこい弟をしぶしぶつれて行きます。お兄ちゃんの指南でいろいろな虫が見つかって、最後に、弟の先入観のない無鉄砲な行動で、すごい虫がみつかります。弟の帽子にあこがれのヤマトタマムシが入ってきたり、朽木をやたらめったら掘る弟が越冬するクワガタを見つけたり。
わが家の兄弟も、まさにこんな感じでした。虫とりって、先入観がない方がうまくいくのかな?
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著者のおひとりである奥山英治さんは、おくやまひさしさんのご長男だそうです。
おくやまひさしさんといえば、虫や植物の本をたくさん出されています。
特に、「昆虫と遊ぶ図鑑」は、わが家の虫遊びのバイブルのような本でした。虫の生態や観察の仕方、食べ方(!)など、研究者やカメラマンの虫の本とは違い、虫好きな子の気持ちにぴったりな内容でした。もう売っていないので、残念に思っていたら、息子さんが「虫と遊ぶ12か月」という本を出されていました。
ぜひ読んでみたいと思います。