『くものすおやぶんとりものちょう』シリーズ
オニグモのあみぞうおやぶんとハエトリグモのぴょんきちの捕物帳です。
着物を着たクモや虫たちが、時代劇を繰り広げます。江戸っ子の粋なセリフまわしと、歯切れのいい文章で、読む方も楽しくなる絵本です。
「くものすおやぶんとりものちょう」は…、
アリの経営する甘いもの屋に泥棒に入ったかくればね(蛾)三兄弟を追いかけて大捕物。サクラの時期のお話で、ラストは満開のお花見で締めくくり。
こどものとも傑作集になっていて、読み聞かせ用の大型版も出ています。
細かいところまで工夫されている楽しい絵本なので、読み聞かせの時は図書館で大型版を借りてみては?
こどものとも傑作集になっていて、読み聞かせ用の大型版も出ています。
細かいところまで工夫されている楽しい絵本なので、読み聞かせの時は図書館で大型版を借りてみては?
「くものすおやぶんほとけのさばき」の方は…、
こちらも、こどものともの本で、あみぞうおやぶんとぴょんきちが主役です。
ツクツクボウシのツクツク寺に泥棒に入ったミンミンゼミの子どもたちを自慢の網で大捕物。ちょっと泣ける話でもあります。
ちょっと突っ込ませてもらうと、泥だらけのセミの子たちはミンミンゼミじゃなくてニイニイゼミなんじゃないかな~と思います…。羽化するときに泥だらけなのはニイニイの方なので。
ツクツクボウシのツクツク寺に泥棒に入ったミンミンゼミの子どもたちを自慢の網で大捕物。ちょっと泣ける話でもあります。
ちょっと突っ込ませてもらうと、泥だらけのセミの子たちはミンミンゼミじゃなくてニイニイゼミなんじゃないかな~と思います…。羽化するときに泥だらけなのはニイニイの方なので。
※福音館書店ホームページに内容の紹介があります
→ くものすおやぶんほとけのさばき
→ くものすおやぶんとりものちょう
作者の秋山あゆ子さんは、虫のお好きな作家さんで、ほかにも虫が主役の絵本が出ています。