虫はともだち

虫の本の紹介、写真撮影、子育て、いろいろ…

『昆虫博士入門』

 昆虫観察について、いろんな角度から、たくさんの写真も載せて説明されています。立派な昆虫少年を目指すなら、役に立つ本です。 

昆虫博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

昆虫博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

 

本の紹介はいろんな方がされていますので、そちらをご覧ください。
※ご参考:「自然観察大学ブログ」

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コンセプトの一つにある「名前を調べるための本ではない」というところが個人的には気に入りました。

虫を見つけると、捕まえて標本にするのが一昔前の昆虫少年でしたが、これからの昆虫少年たちは、自分の眼やデジタルカメラで記録して、その虫がどんな暮らしをしているのかを観察してほしいと思います。

殺してしまっては、その先に進めません。生態解明のために、殺さずに飼育という手もあります。

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昆虫は奥が深いです。お母さんたちが、キャーキャーと拒絶していると、子どもにとっての貴重な体験の機会がなくなってしまうのでは?

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↓こんな本も出ています。

虫を追いかけ始めると、ほとんどの虫は食草が決まっているので、植物も調べることになります。出版元である全農教(全国農村教育協会)は、名前からすると農業専門の出版社のように思われそうですが、学研などの子ども図鑑とは一味違う地に足の着いたおもしろい図鑑がたくさん出ています。 

石ころ博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

石ころ博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

 
新・雑草博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

新・雑草博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)