「虫の顔」が出てくる絵本
虫たちの顔をアップで撮った写真集や絵本はたくさん出ています。昆虫の複眼やゾウムシの象顔は、誰が見てもインパクトがあります。
この手の絵本は、本当は、虫が好きな子たちよりも、嫌いな子や興味がない子の方が惹かれるのでは? 虫好きな子たちは、普段から見慣れている光景かもしれません。
だれだかわかるかい?―むしのかお (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)
- 作者: 今森光彦
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1995/03/10
- メディア: 単行本
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昆虫びっくり観察術〈1〉顔からみえる虫の生き方 (すごいのみーっけ!自然観察ブック)
- 作者: 石井誠
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: Kindle版
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小学校の読み聞かせで、時間が少し余った時に、「これ、な~んだ?」とクイズをするのにも使えます。余りの時間なので、少ししか紹介できなくても、「もっと見てみたい!」と言う子は出てきます。
低学年の読み聞かせって、「本を読んでみたい!」という気にさせるのも目的の一つだと思います。全部読まずに一部だけとか、シリーズのほかの本を紹介したりすると、読書に嫌悪感があるような子も興味を示してくることもあります。
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以前、図書館の読書コーナーで、近所の昆虫少年が一人で昆虫の写真図鑑を熱心に模写しているのに出会いました。将来昆虫学者になるのかな?と微笑ましく思いました。