虫はともだち

虫の本の紹介、写真撮影、子育て、いろいろ…

2016-06-18から1日間の記事一覧

いろんな容器で虫を飼う 観察箱の代用品

子どもが虫に夢中になると、虫かごがいくつあっても足りませんでした。大きな観察箱も購入しましたが、持ち帰り用や観察用に、いろんなもので代用していました。 100均の虫かご 100均のミニタッパーや化粧品入れ キムチの空き容器 100均のプラ容器 …

虫とりは残酷か

子どもが捕まえた虫、持ち帰ってはだめですか?今どきは、学校の先生も、虫をとるのに反対の方が多いようです。 わが家の子たちは中高生なので、もう虫とりには行きません。ただ、子どもたちが小さい頃は、わが家は毎日のように虫とりに行きました。虫とりが…

『虫の飼いかた・観察のしかた』シリーズ

虫の探し方、飼い方、観察の仕方、標本の作り方の図鑑です。 テーマ別に分かれています。 (1)虫さがし(2)虫を採る・虫を飼う・標本をつくる(3)近所の虫の飼いかた(1)~アゲハ、アリ、テントウムシほか(4)近所の虫の飼いかた(2)~スズムシ…

『虫の飼いかたさがしかた』

題名の通り、虫の飼い方と探し方の図鑑です。子どもが虫が好きでも、お母さんはいろいろ困ってしまうことも多いのでは?どこに行ったらとれるのか? 捕まえたけれど、どうやって飼うの? という疑問を解消してくれるし、虫の好きな子なら、見ているだけでも…

昆虫写真家さんたちの写真絵本を楽しむ

昆虫写真家さんで有名どころは、海野和男さん、今森光彦さん、栗林慧さん、新開孝さん、山口進さん…でしょうか。みなさんそれぞれ得意分野があり、子ども向けの絵本や図鑑もいろいろ出ています。写真家さんで絵本や図鑑を選ぶのも楽しいです。 -------------…

淡々と読めない読み聞かせ

私は、小学校の読み聞かせで、科学絵本をよく利用します。科学絵本などの説明絵本を、読み聞かせで使うと、よくチャチャや質問の声も上がります。読み聞かせでは「淡々と読む」のが決まりだと思いますが、説明絵本を淡々と読むのは難しい場合もあります。 --…

『ぼく、あぶらぜみ』 せみの暮らしをやさしくわかりやすく

かがくのとも傑作集で、セミとダンゴムシとクワガタのお話があります。 素敵な貼り絵で、虫自身が「ぼくのこと」「わたしのこと」を語りかけるように説明していく絵本です。絵のかわいらしさとはうらはらに、大人も「へー」と感心してしまうところまで触れて…

『セミとわたしはおないどし』 セミの自由研究にぴったりな本

ニイニイゼミの抜け殻を見つけたことから始まった、みーこちゃん家族のセミの観察物語です。文章が並ぶ本ではなく、具体的なセミの抜け殻や幼虫探しをマンガや写真にしてあります。図鑑やお話よりも理解しやすく、実践的で役に立つ内容です。 個人的には、と…

『ぼくらのむしとり』

「りんごの木」の代表であり、子育てについて著作や講演活動もされている柴田愛子さん作、伊藤秀男さん絵の絵本です。 ぼくらのむしとり (からだとこころのえほん) 作者: 柴田愛子,伊藤秀男 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2005/02 メディア: 大型本 こ…

『あわふきむし』

5月になると街路樹などで見つかるアワアワの正体を教えてくれる写真絵本です。泡を取ったら何が出てくるのはアワフキの幼虫。どんな虫なのか、泡はどんなふうに出てきて、どんな性質なのか、写真を多用して、わかりやすく説明しています。 あわふきむし (し…

『こんちゅうってなんだ?』

アメリカの作家さんの本で、貼り絵がとてもきれいでわかりやすい絵本です。和紙のような地模様のある紙で細かいところまで虫たちが描かれていて、はじめは日本の絵本なのかと思いました。昆虫の特徴について、ひとつひとつ語りかけるように説明していきます…

『いろんなこそだてずかん』

題名の通り、いろんな生きものの子育てのお話です。コウジくんが、台所に立つお母さんに、図鑑を見ながら「こ~んな子育てがあるんだよ!」と話しかける形で進みます。 いろんなこそだて (PHPにこにこえほん) 作者: 平田昌広,スギヤマカナヨ 出版社/メーカー…

『いもむしくんがねむったら』

鮮やかで楽しそうな絵がとても魅力的な絵本。人間の顔をしたキュートな虫たちが、いきいきと描かれています。 表紙は紺色ですが、絵本の中は鮮やかな空色を背景にお話が進みます。虫だけではなく、背景にカラフルな花の絵もあって、女の子にもおすすめです。…

『くものすおやぶんとりものちょう』シリーズ

オニグモのあみぞうおやぶんとハエトリグモのぴょんきちの捕物帳です。着物を着たクモや虫たちが、時代劇を繰り広げます。江戸っ子の粋なセリフまわしと、歯切れのいい文章で、読む方も楽しくなる絵本です。 「くものすおやぶんとりものちょう」は…、 アリの…

エリック・カールの虫の本

エリック・カールの本は、本屋さんの絵本コーナーの一番いい位置に置いてあることが多いので、子育て中のお母さんはどなたもご存じかだと思います。 ただ、この作家さんの本は仕掛け絵本が多く、本屋さんでは破れ防止のためにビニールをかけて試し読みできな…

『やなぎむらのおなはし』シリーズ

福音館書店の月刊誌「こどものとも」で発行された絵本です。 全部で9巻ありますが、傑作集としてハードカバー版で発行されているのは8巻です。やなぎむらのバッタのトビハネさんとカタツムリのキララさんとくものセカセカさんとアリのせっせかぞくの冒険の…

『昆虫博士入門』

昆虫観察について、いろんな角度から、たくさんの写真も載せて説明されています。立派な昆虫少年を目指すなら、役に立つ本です。 昆虫博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ) 作者: 山崎秀雄,大野正男 出版社/メーカー: 全国農村教育協会 発売日: 2014/07/14…

「虫の顔」が出てくる絵本 

虫たちの顔をアップで撮った写真集や絵本はたくさん出ています。昆虫の複眼やゾウムシの象顔は、誰が見てもインパクトがあります。この手の絵本は、本当は、虫が好きな子たちよりも、嫌いな子や興味がない子の方が惹かれるのでは? 虫好きな子たちは、普段か…

『アリの巣のお客さん』 アリに関わるいろんな虫をのぞいてみよう

アリの巣の中にいるアリ以外の生きものとアリたちの写真絵本というか写真図鑑です。「アリのくらしに大接近」と一緒に発行されていますので、両方見るとおもしろいと思います。 アリの巣のお客さん 作者: 丸山宗利,小松貴,島田拓 出版社/メーカー: あかね書…

『アリのくらしに大接近』 アリってこんなにすごいんだ!

子ども向けの絵本ですが、大人が読んでも十分楽しい絵本というよりも「図鑑」です。「アリの巣のお客さん」と同時に発行されました。 アリのくらしに大接近 作者: 丸山宗利,島田拓,小松貴 出版社/メーカー: あかね書房 発売日: 2015/07/30 メディア: 大型本 …

『アリとくらすむし』 小さな小さな世界が手に取るように見られる本

アリとくらすむし (ふしぎいっぱい写真絵本) 作者: 島田たく 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2015/04/03 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る アリの研究者である島田拓さんの写真絵本です。アマチュア研究者というか、アリ販売会社の社長さん…