虫はともだち

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兄弟が3歳差で得をしたこと

わが家の息子たちは3つ離れています。

兄弟の年齢は、近い方がいいとか離れている方がいいとかいろいろご意見があるかと思います。思い通りに子どもが生まれてくるわけでもないですし。

最近感じたのは、3つ離れていると得することも多いなということ。だから何だという話ではありますが、得したことを探してみます。

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学年カラーが同じでお古が使える 

中学も高校も、学年カラーがあるところが多いのでは?

1年生が赤、2年生が青、3年生が緑、という感じで決められて、翌年度は1年生が緑、2年生が赤、3年生が青に…。

兄弟で3年違いだと、学年カラーが一緒になるので、学年カラーで仕様が違う体操服や備品などを、上の子から下の子に引き継ぐことができます。 

 

これが4つ違いだと、色が違うからお古があっても新しく買い直さなければなりませんし、歳が近いと同時期に同じ学校に所属するので、お古が回せません。

男女の違いがある場合は、必ずしも同じものが使えない場合もありますが、そこはやむを得ないでしょうね。

教師陣が同じ 

学校全般に言えるのは、担任の先生のかなりの方が子どもたちと一緒に学年が上がっていきます。なかには転勤されたり、ほかの学年の担当に変わられる先生もありますが、だいたい同じメンバーで引き継がれるのでは?

3つ違いだと、上の子の卒業を見送ってくださった先生方が、下の子の入学を待ち構える格好になり、親としては顔なじみの先生方とのおつき合いが続いて、やりやすい感じがしています。

 

お母さんによっては、上の子のテストを下の子のためにきっちりファイリングして保管する人もいますが(内申点対策のため)、そういう家は同じ先生が作ったテストのストックがあるので、テスト対策はばっちりなんでしょうね。

 

なかには馬の合わない先生にまた当たることになるかもしれませんが、それはそれで上の子の時に先生の性格がわかっているので、保護者としても心構えができているはず。たとえば、子どもが「〇〇先生に怒鳴られた~」などと言っていても、それほどびっくりせずに済みます。

入学と卒業が重なる

下の子が3年保育に入園するときは上の子が小学校入学。下の子が小学校を卒業する時は、上の子も中学を卒業。といった具合に、入学や卒業が一緒にやってくることが多いので、母親の衣装の準備は一度に済みます。

でも、入学と卒業が重なるということは受験も重なるということで、これは良し悪し。

私としては、一人が受験生の時にもう一人が緩みきっているよりも、一緒に受験生をやっている方が、家族の雰囲気もまとまるし、受験の年とそうでない年のメリハリがついていいように感じています。

 

ただ、入学と卒業が重なるということは、お金が一気にかかるわけで、ある程度準備をしていない場合はきついのかもしれません。

授業参観や保護者会が別々

小学校の期間を除き、2人の子どもの所属はバラバラになるわけで、授業参観はその子だけを見ることができます。

同じ学校に兄弟が所属していると、参観が一日で済んで楽と言えば楽ですが、親は短い時間に複数の子を見て回らなければならないので、見た気がしないのでは?

3歳違いのママ友

地域にもよるのでしょうが、今住んでいる街は3つ離れた兄弟のお宅がとても多いように感じています。だから、上の子も下の子も同い年のお母さんがいっぱい。

上の子同士も下の子同士も仲がいいと、親同士のつきあいも助かります。預けあったり情報交換したりがやりやすいと思います。

 

ただ、わが家のように上の子と下の子が全然違うタイプだと、そうは上手くいきません。やっているスポーツも高校も同じですが、性格や性質が全然違います。わが道を行く上の子に対して、下の子は「友だち100人できるかな」といういたずらっ子。

せっかく上の子も下の子も同い歳なのに、両方の子とも関わりのあるお母さんは少ないです。お母さんのつきあいって、同じタイプの子の親が固まりがちですから。

おしまいに 

上の子が小さいころ、「兄弟の歳の差をできるだけ少なくして、さっさと子育てを完了したい」というお母さんが周りに多くて、「2人目を産むなら、早くしないと」と急かされました。

私自身が腰痛がひどかったりして、とてもそんな余裕はありませんでしたが、3歳差でまあまあ良かったのではないかと思っています。

 

上の子が読んだ本を下の子が読むまで何年もとっておかなければならないなど、不便もありますが…。 何年もとっておいたのに、「好みが合わなくて読まない」という残念なこともよくありました。